Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

2009/10Vリーグキャッチコピー決まる!



見事に自分自身のジレンマを披露するすてきなキャッチコピーを選定してくれました。
2009/10Vリーグキャッチコピー決まる! - バレーボールVリーグ オフィシャルサイト

「キミの街にVがいる!〜輝く笑顔をボールにのせて〜」

これからは、地域密着を進めていこうというすてきなキャッチコピーですね。

これ、応募者の「キミの街にVが来る!〜行こうよプレミア 観ようよチャレンジ〜」と「夢と希望をボールにのせて〜明日へつなごうVリーグ〜」を併せたものなんですね。

ただ、それをどのような過程か知りませんが、併せただけでなく「来る」→「いる」という改変をしています。「来る」ならわかりますよ。実際Vリーグは多くの都市を「興業」しますから。実際、応募者の方の県にVリーグチームはありませんから。

「いる」と「来る」は、全く相反しています。「いる」はホーム&アウェイを推進していくという意味を持つでしょうし、「来る」はこれからも興業続けますよ、という意味になりますよね?「興業」で来るのは、「いる」じゃありませんよね?
それをVチームない県の応募者が「来る」としているのをわざわざ機構で「いる」とするんだったら、最初から公募するなよ、という気分にならないでもありません。「興業」を期待しているVチーム不在県のファンの応募を無視してまで、地域密着を進めるんですね、といううがった見方をしてしまいたくなるそんなすてきなコピーです。

入選した沖縄県和歌山県のお二方には、シーズンパスが賞品として贈られるそうですが、どちらの県にもVが居もしないし、来もしないという皮肉な結果となってしまいました。残念ですが、長旅をされるか、残波ウィングスの昇格を待ちましょう。