何のためのバレーボール

すべてはオリンピックで金メダルを獲得するために
採用情報 ：日本バレーボール協会 - 財団法人日本バレーボール協会事務局職員採用試験について

そんなことを平気で言っちゃう組織なのだ、日本バレーボール協会という団体は。
じゃあレクリエーションレベルのバレーボールは、バレーボール協会の仕事とは関係ないという事でしょうか。
もちろん、強化であるとかそういうことを目的とする部門は当然必要である。
しかし、採用情報に平気で「すべては金メダルのため」にとかでかでかと掲げてるのって正直どうかと思う。
これがこの組織の本音という気がしないでもない。もちろん、わかりやすく言ったのかもしれないよ。
人事の裁量で作ったページかもしれないけど、「ちっちぇえなぁ」と思わざるを得ない。

僕の考える、日本バレーボールの最高の目標は安直だけど「バレーボールが日本で一番人気のあるスポーツになること」、そこまで行かなくても、「バレーボールというスポーツが日常の一部になること」だ。
金メダルを取ったところで、いったいなにが残るのというのだろう。金メダルを取ったらサッカーをも上回る、人気のあるスポーツになると本気で考えてるんだろう（ただし、本気で金メダルを取ろうとしてるとも思えないが）。
結局のところ、金メダルを獲ったことがあるというのが、今のバレーボール協会の足を引っ張っているように思えてならない。

もちろん、なんか表向きの建前的ページはあります。
JVA21世紀Vision ：日本バレーボール協会 - JVA 21世紀 〜 2010

でも現実的には「すべては私たちのため、いつもミュンヘンとともに」って気がするけど。
こんな事をグダグダ言ってる僕の方が「ちっちぇえ」気もするけど･･･