Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

各国のポジション表記を見てみよう



ポジションの名前がいまいち統一されていないというのは、多くのブログで語られています。
ポジションの表記|楽しく考える男子バレー
歩観n普及 ポジションの名前
スーパーエース: 僕の細道]
まだまだありますが、この辺で。

実際に諸外国でどのような呼ばれ方をしているか、ちょっと調べてみたいと思います。
ただ調べているうちに同じ国でもいろんな呼び方があったりして、呼び方がバラバラなのはどの国でも同じような感じみたいです。
いろいろな呼び方が出てきますが、読めない、全然意味がわからないものはGoogle翻訳で英語にしたものなので、誤訳があるかもしれません。

セッター

これはそのままセッターがほとんどでした。
ただpasserと呼んでいる国もあるようです。またベルギーのあるチームでは「GAME DISTRIBUTOR」としているところもありました。
またイタリアではセッターの意、「Palleggiatore」の頭文字でPとする場合もあるようです。
ポーランド語→英語の表記なので齟齬があるかも知れませんが、「quarterback」という呼び方もありました。

オポジット

世界的にオポジット(OPPOSITE)が主流のよう。単にAttackerとしているところもありました。
また韓国では全チームがライトと呼んでいるようです。

アウトサイド

これが一番いろいろな呼び方がありました。OH(アウトサイドヒッター)が多かったですが、フランスでは、オポジットをAttaquant(e)、アウトサイドをAttaquant(e) / Réceptionneur(se)として区別していました((e)の意味がわからない)。
ポーランドの英訳hostはレセプションする人という意味でしょうか。RECEPTION-AREAというのもありましたがだいたい同じ意味でしょう。
Außenangriff(ドイツ語で「外側の攻撃」※英語変換できなかった)というのもありました。
単に略して、RAというのもありましたが、おそらくレセプションアタッカーでしょうか。
ヨーロッパ諸国ではサーブレシーブする人という意味の呼び方が多いように思えました。当然韓国は「レフト」です。

結局、FIVBウイングスパイカーを推奨している感じなので、日本でも多く使われていますが、世界的に見たらやっぱりマイノリティな感じです。やはりオポジットなのか、アウトサイドなのかがわからないというのは大きな違いです。

ミドル

これはやはり「真ん中の」という意味を持つものが多かったです。
そこまで特筆すべき事項はないのですが、韓国が相変わらずセンターくらいでしょうか。

リベロ

これも世界統一でリベロですね。

と紹介したように世界中にはいろいろなポジションの呼び方があります。
やはりローテーションするスポーツですから、役割を中心に呼ぶべきだと基本的には思っています。
そう考えると、やはり韓国は遅れていると言わざるを得ません。

早い話、問題になるのはサイド3人の呼び方なんですが、今はやりの攻撃的WSとか言っても、それオポジットじゃん、とか思っちゃうので、個人的にはアタッカー、パッシングアタッカー、アタッキングパサーとかいう呼び方をしたらポジション見ただけでその選手の特徴が一発でわかっていいと思うんだけどなー。