Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

Vリーグ第2週 雑感



今週もチーム自体は見ていないが、感じたことをつらつらと。
今週からは現時点順位順で。

パナソニック

今週は、連日の50%越えの決定率でセーフティーに2連勝。
気がかりは会場にも来ていないという噂の岩田選手。彼が必要になるときがこのチームには必ず来るはずなのだが。
はたして、このチームに最初に土をつけるチームはどこなのか。

2連勝も、どうもチームがうまく回っていない気がする。
特に真ん中で点を取れていない。もしかしたら年明けくらいには内定19番くんの出番が来るかもしれない。

サントリー

二日ともスパイク決定率で下回りながらもしっかり勝ちを拾うのは、さすがとしかいいようがない。やっぱり人間が変わっても常勝サントリーの戦い方は変わっていないようだ。競ったときに最後の1点を取れる能力は抜群。そしてそれはやはり栗原選手の力。これで岡本選手が帰ってきたときには、難しい選択を迫られそうだ。

JT

懸念のゴメス病がさらに悪化・・・。二日間のトス占有率は51%にも上った。
菅選手が日曜日途中からJTデビューしているが、ゴメス選手の打数を見る限りでは、根本的な解決にはなっていないようだ。ただサイドの決定率がここまでひどいとなぁ。解決策はあるのだろうか。

豊田合成

先週の2連敗からかなり気合いを入れ直したようだ。
アンジェルコ選手、やはり「やる」選手であった。問題はこれが継続できるか。ただ重村選手があげきれる試合というのは5試合に1試合ペースだとは思う。
幡司選手のプレー、みたい!!

東レ

もがいている。
土曜日の粘り負けはしょうがないとしても日曜日の敗北はやはり痛い。ボヨビッチ選手が思ったような決定率があげられていないことが最たる要因だが、その要因なんなのか、セッターなのか、本人のコンディションなのか。まぁ、このチームはいつもリーグ中にうわずみがあるので、心配はしていないのだが。

FC東京

初勝利は近い・・・と思う。
伊東選手、福田選手もうまくチームにフィットしているようだが、阿部選手は東アジアでも出ていなかったことからも怪我などだろう。早めの復帰が望まれる。数字だけ見るとやはりサイドアウトはできているが、点は取れていないような印象を受ける。
サイドが低いだけにブロックが出ていないのが気にかかる。

大分三好

に、二週目にして御大のご出勤!?
うーん、我慢をしていただきたかった。浜崎選手、安田選手とセッターのポテンシャルはあるだけに目先の勝利を追わず、じっくりチームを作っていってほしかった。現状では、外国人選手の爆発での2,3勝が限度だろう。


JVISのサーブ効果率が(ノータッチ×100+エース×80+効果×25)÷打数というなんともよくわからない指標なので、単純にして順位を新たにつけてみる。
なぜノータッチが100でエースが80の重み付けなのか、頭を痛める。現代バレーボールでは、ノータッチエースというのはよっぽどのすごいコースに決まったのでなければ、遅いサーブをお見合いしてしまったという相手の要因の方が多いからだ。同じ1点なのに、なぜ分ける必要があるのかわからない。

とりあえずの新しい指標として、4つの式をあげる。
1.エース/打数
2.(エース+効果-ミス)/打数
3.(エース+効果*0.5-ミス)/打数
4.エース/ミス

もちろんサーブの評価はこれだけではないだろうが、現状で思いつくあたりでこんくらいを。

1は単純にエースの割合を見ている。2はすべての要素を入れて。ただVリーグのいう「効果」には地域差、個人差が結構あるので、単純に、平等に見たいというなら1、4の方がいいのかもしれない。3はエースとミスを平等にするのは失礼なので、効果に0.5の重み付け。この0.5という数字もあやふや。リーグトータルの「効果」時に得点とれた率とかわかればそれを入れたい。4はエース1本あたりに何本のミスをしたか、現代バレーボールであれば、重要な数値だろう。

それでは上記指標でのランキングを。

チーム Vリーグ 指標1 指標2 指標3 指標4
パナソニック 1 1 3 2 1
大分三好 2 4 4 8 7
サントリー 3 5 2 3 5
4 3 5 5 3
JT 5 6 1 1 4
豊田合成 6 2 8 7 2
FC東京 7 7 7 6 8
東レ 8 8 6 4 6

結構な違いが出ている。現時点ではまだなんともいえませんな。
まぁ、去年のデータでやって、順位との相関をはかれたらおもしろそうだけど、そこまでやるのは面倒。
というかなんで最初から、そっちでやらなかったんだorz