Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

今回のジャイアントキリングの持つ意味



東海大学3-1豊田合成

実は天皇杯が今の形態である年末(初回は年始)開催になってからのジャイアントキリングは今回で2回目である。1回目はサントリーを倒した当時チャレンジリーグであったFC東京*1。大学勢では初めての上位食いである。
完全に戦闘態勢にあるプレミア勢に勝つということは、相当の意味がある。一昨年、清水のいた東海は三好にも勝てなかったし、去年は相手がパナということもあるが、1セットもとれなかったのだ。Vリーグシーズンまっただ中ということもあって、プレミア勢もそう簡単に負けるわけにはいかないというプライドがある。
黒鷲旗ではV勢もオフ期に片足突っ込んでるようなものだし、大学勢だってチームが出来て、わずか3ヶ月あまりということもあるので、上位食いが起こっても、正直強さの差を計りかねるところがあるのだが、天皇杯はちがう。

このV期間中の思わぬ敗戦が、豊田合成というチームにどのような化学反応をもたらすのか。気になるところ。
そして、これを機に今年はなかったが、この大会に新チームで臨むという大学が金輪際なくなればいいのだが。本気の大学が本気のプレミアチームにどこまで迫れるのかを見られるのはこの大会しかないのだ。プレミア勢だって、なめた試合をしてもらっては困る。
ただ、天皇杯ファイナルB4第3セット|LAPINをみると、三男で勝ったというのがね。ほとんど新チームではないか。

*1:あれは確か正月の2日だったか