2009年ベスト6
この時期にアウォード的なものをやるのはバレーボールの期分け的に無理があるけど、やっぱりそこは区切りだもの。やっておきたい。
昨シーズンのVリーグと今年開かれた大会(もちろん天皇杯、ここまでのVリーグも)で活躍した選手を選考対象とする。
決して万人がうなずくものではないのでご承知いただきたい。半分くらい期待で選出してしまったが。
国内部門
セッター 阿部裕太
抜群のバレーを見せてくれた昨シーズンと、まだその域まで達していない今期の東レ、来年の全日本での飛躍を期待して。
日本待望の長身セッターといわれて早8年?経つが、ようやくここまで来てくれた。昨期の3レグあたりから決勝にかけての彼のみせたバレーボールは日本バレーの一つの完成型であった。
オポジット 清水邦宏
飛躍の年。
国内かつ、本人が万全な状態であれば、7割は決めることが出来るだろう。一時期の中垣内選手のような圧倒的という言葉が似合う選手まで後一歩。
サーブのさらなる向上を望む。
サイド 米山裕太
この一年、全日本の屋台骨を支えた。
この選手がいなかったら今年の全日本はどうなっていたことか。
サイド 伊東克明
宿願のプレミア昇格と東アジア競技大会準優勝に。
FCがVに上がって一番うれしいのは、もっともこのチームを知る、彼と福田選手の二人だろう。その二人が待ちに待ったVの開幕にいなかったのは何とも皮肉なものだったが、香港で十分すぎる結果を残してくれた。まだ若手に引導を渡すのは早すぎる。
ミドル 安永拓弥
バレーを始めて、5年でフル代表という抜群の出世ぶりとこの一年の多忙さを讃えて。
やはり高い。まだまだのびしろがあることを考えると、期待を抱かないわけにはいかない。
ミドル 白澤健児
全日本ひしめくパナソニックでその存在感をアピールした。
黒鷲旗、天皇杯と今年開催の二つのカップ戦を制したパナソニックだが現スタメンでは唯一の非代表。鋭いAクイックと、割り切ったブロック、ハートの良さはもう十分代表級である。ただそうなったら、パナがただの全日本になってしまうが。