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バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

ワールドリーグ折り返し



ワールドリーグ予選ラウンドも3週間6試合を終え、折り返した。
各グループの1位とFIVB推薦のワイルドカード、開催国であるアルゼンチンの6チームがファイナルへと進める。

プールA

順位 国名 pts 勝ち 負け
1 ブラジル 14 5 1
2 ブルガリア 10 3 2
3 オランダ 9 3 2
4 韓国 0 0 6

ブラジルが一歩抜け出しているプールA。故障者を多数出して、危ない危ない言う割にきっちりこの成績でまとめるのはさすが。
エースのホルスティンク抜きでここまで粘っているオランダもブラジルから一勝をあげるなどなかなか見物。ブルガリア、オランダの2位争いとなりそう。
韓国は入替戦まっしぐらか。

プールB

順位 国名 pts 勝ち 負け
1 セルビア 15 5 1
2 イタリア 14 5 1
3 フランス 4 1 5
4 中国 3 1 5

若手主体のセルビアがまさかの首位。イタリアを破った一戦などは圧巻だった。世界一をとったユース世代が何人かはいっていて、今後もセルビア侮れない。
イタリアはもがきながらも好位置をキープ。なかなかメンバーを固定できないのが、不安材料か。
フランスはなかなか勝ちが拾えない。やはりパンチのあるスパイカーがいない。

プールC

順位 国名 pts 勝ち 負け
1 ロシア 17 6 0
2 アメリカ 12 4 2
3 フィンランド 4 1 5
4 エジプト 3 1 5

ロシアいよいよ(と言い続けてきたが)一皮むけたか。数試合見たが、グランキン、ベレジュコといった若手だった選手の成熟を感じる。
アメリカも五輪組が少しづつもどりつつあり上り調子。後半でロシアに食いつけるか。
フィンランドはシュモフ、Mi.オイバネンの離脱が痛い。二人がいたらもう一勝はできていたか・・・

プールD

順位 国名 pts 勝ち 負け
1 キューバ 13 5 1
2 ドイツ 12 4 2
3 ポーランド 9 3 3
4 アルゼンチン 2 0 6

もっとも実力が拮抗していると思われたプールD。キューバが頭一つ抜けていたようだ。
ドイツが久々ワールドリーグながら2位と健闘。オポジットのグロゼルが大車輪の活躍。まだまだ巻き返しは期待できる。
ぱっとしないのがポーランド。主力を2,3枚欠いてはいるが、五分の成績では一つ物足りない。

最下位争い

日本としては注目の入替圏だが、現在

順位 国名 pts 勝ち 負け
13 エジプト 3 1 5
14 中国 3 1 5
15 アルゼンチン 2 0 6
16 韓国 0 0 6

という順位。おそらくはこの一つ上にいるフィンランドを合わせた5チームのうち2チームが入替戦にすすむと思われる。
しかし、今年のファイナルはアルゼンチン開催。すでにファイナル進出を決めているアルゼンチンは入替戦には出ないだろう、たぶん。
そもそも日本がチュニジアに勝たなければ意味がないのだが。