Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

2010美ら島インターハイ展望



なんとも寝苦しい夜である。全く寝付けない。
遠く沖縄は宮古島の暑い体育館で最後の夏を謳歌する若者たちのことを考えて、眠気を催したいと思う。

新・春高の影響で夏が集大成という今の高校バレー界のシステムも大きく変化するだろう(一部の高校では夏が最後というところもあるだろうが)。来年以降はこのインターハイが高校生の1年の最初の全国大会ということになる。これによって国体もある程度、変化を見せるかもしれない。例年、国体には県の選抜チームで臨む都道府県が多いのだが、新・春高が3年生最後の大会ということになれば、選抜チームという悠長なことも言ってられなくなるだろう。インターハイを予選会とした単独チームで臨む都道府県が増えてくるのではないか。

先のことはおいといて、今戦う彼らのことを考えよう。
沖縄で開催中の美ら島インターハイは1日目の予選グループ戦を終え、今日からのトーナメント戦を迎える。インターハイは予選が終わらないことにはトーナメントの抽選がないので、このタイミングにならないと、予想ができない。
昨日の結果はこちら。スポーツナビ | バレーボール | 全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会 日程結果(男子)−予選グループ戦・敗者復活戦
そしてトーナメント表はこちら。
http://www.kirokukensaku.com/inter/K_TO/k_to0050100_1.gif

予選リーグはおおかた下馬評通り。市尼、星城、福大大濠という死のグループで敗退したのは高松工芸だった。2試合とも接戦だっただけになんとも残念である。あとは仙台商業の敗退も少し意外だった。

トーナメントはうまくばらけたといった印象。
唐突だが、予想は以下。
◎東洋
創造学園大付
▲大村工
福岡大大濠
堅めで言うとこんな感じ。この4チームは春はすべて同じブロックにいたのだ。今考えるとすごいブロックだった。やはり春の時点であの完成度の東洋は少し抜けている感がある。個人的な意見では夏の鎮西というのは少し期待できない。
この他になにかしてくれそうなチームとして、夏に強い神奈川の橘、予選リーグで東亜を破った佐賀商、そして市尼などが挙げられよう。

予想ですよ、予想。