Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

東西対抗経由全日本行き



選手が揃っている?|楽しく考える男子バレーを拝見して、ふと思いついた。今の全日本の選手のうち、どれくらいの選手が東西対抗を経ているのか。本当は高校時代の東西対抗も考慮したいのだが、昔の月バレを掘り起こす気力は今ひとつでてこない。なので大学の東西対抗のみを考慮する。ちなみに大学の東西対抗の意義についてはこちらの記事が非常に詳しい。

過去の出場選手を参照したのはこのページ。東西対抗〜歴代選手〜

というわけで調べた結果は35/53。66%の選手が大学東西対抗に出場していることが明らかになった。ちなみにこの35人のうち東西比率は4:1(28:7)となった。世界選手権エントリーメンバー20人の中には14人。残念ながらこの14人には西で出場した選手は入らなかった。

しかし大学東西対抗に出場していない18人の選手のうち、星野選手、出来田選手は後々選ばれることになるだろうし、越川選手、小西選手は高卒だった。記憶では前述の4人と近藤選手、岡本選手、塚崎選手、西尾選手は高校の東西対抗には出ていたように思う。やはりセッターとリベロはどうしても人数が限られるという理由、ここに入らなかった選手が多いように思う。

これで何がわかるというほどのことではないが、もうちょっと違う進路から全日本に入る選手が増えてくると、バレーボールの未来は明るいのかなと。バレーボールは身長という要因が占めるウェイトが大きいので、トップ選手が若いうちから注目されている、いわゆるエリートに偏ってしまう部分は大きいかもしれないが、たとえばサッカーでは、Jリーグチームからも大学からも声がかからずにブラジル留学を経た中澤佑二は日本代表のキャプテンになった。
上場選手のように、若いときに注目されずにいても、世界でも活躍できるプレーヤーはきっとまだまだたくさんいるはずであり、日本バレー界はそういう才能をいくつも見殺しにしてきたはずだ。

結局、そういう埋もれた才能もこぼさないためにはトップチームの数を増やすしか手はないのだろうか。実際、bjリーグとかはぽんぽん新規チームができるけど、Vリーグチームの年間運営費ってどれくらいなんだろう?やっぱプロリーグだから、選手を終身雇用しなくていいという点がポイントなのだろうか?なんかwikipedia読むと、合同トライアウトとか動画配信とか、めちゃくちゃ遅れとってる気がする。
日本プロバスケットボールリーグ - Wikipedia
もう少しちゃんと勉強してみよう。
という感じで今日もよくまとまらずに終わる。

個人的にはさ、東西対抗は4年生だけでいいとおもうんだ。