Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

ヴァグネル記念



8月26日から、ポーランドにて3日間、フーベルト・ヴァグネル記念が開催される。
ヴァグネル氏が死去した2002年から開催されており、今年が9回目となる。
http://www.fundacjawagnera.pl/en/

ポーランド、ロシア、イタリア、チェコが総当たりで試合を行う。
言ってみれば、ただの親善試合だが、ポーランド国内では結構な盛り上がりを見せる大会だ。その空気感はイマイチつかみきれないのだが、なんかポーランドのバレーファンにとってのお祭りに近い感覚を覚える。


そもそもヴァグネル氏とは誰なのか?
綴りはHubert Wagnerなので、ワーグナーでもいいのかもしれないが、日本ではすでに下記のような本が出版されているので、ヴァグネル表記とさせていただいた。

ヴァグネル氏は、1976年、ポーランドモントリオールオリンピックを優勝したときの監督。あだ名がハングマン(死刑執行人)というとおり、相当厳しい方だったようだ。当時のチームには伝説のヴォイトビッチやスコーレック、現イタリア代表のラスコのお父上もいた。実際の映像は見たことがないのだが、以前いただいたコメント主様が非常にお詳しいようなので、ゆっくりお話を聞いてみたいところでもある。


日本で言ってみれば、松平記念ともなろうか。まだまだお元気なのでずいぶん先の話になろうが。


欧州選手権まであと16日。有力どころをチェックしておきたい方はぜひ。