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Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

2012WOQTセルビア戦



サーブミスの多さは確かに問題ではあった、が、それはセルビアが老獪だったともいえる。いや、老獪という言葉はしっくり来ない。むしろ、日本が勝手に罠にはまったようにも見えた。


2週間前のワールドリーグ、セルビアはコート中央の攻撃からほとんどなく両サイドの攻撃が中心だった。ポドラスチャニン、スタンコビッチの存在感は薄く、きな臭いなーとは思っていた。
今日、目に見えた結果だけから考えると、やはり日本はこれをそのままセルビアの姿だと受け取ってしまっていた。


もともとペトコビッチは真ん中がうまく使えない部類にはいるセッターではある。テンパるとすぐにオポ、オポになりがちだ。むしろ昨年のユーロはそれをキング・イヴァンほとんど決めてくれたため、逆に幸いしたともいえる。というかグルビッチも含めても真ん中を上手く使えるセルビアのセッターというのはあまり覚えがない。
それでもストレスがなければ、そんなことはあまり関係がないのだろう。


今日、日本が富松選手を起用してきたあたり、セルビアのミドルを若干なめてたんじゃないかなとも思う。富松選手が劣るという話ではなく、単純に真ん中の駆け引きなら、やはり山村選手の方が一日の長があるように思える。
ふたを開けてみれば、ほとんどマンツーマンにもかかわらずクイック、パイプに好き放題やられてしまった。まぁ、これはコミットで止まらなかったら、どうしようもないという数年前からの課題でもあるのだが。
サーブミスの多さは明らかに日本チームのあせりからくるものだった。


問題は、サーブミスの多さそのものではなく、なぜ今日のような展開を日本チームは予想できなかったのかという点であろう。日本チームのあのあせりは、あんなにクイックが多いとは想定していなかった、といいたいようにも見えた。うーん。
単にサーブを攻めた結果なのかもしれないが、3セットでミス20本はあまりにお粗末。


日本は試合順を選べたのにわざわざ緒戦をセルビアにしたのだろう。セルビアは2週間前から日本に滞在し、地の利なんてあったもんじゃない。その時点ではワールドリーグにくるかわからなかったのかもしれないが、可能性としては考えられたはずである。
前回もイタリアを初っぱなに持ってきていた。そもそも一番強い相手を最初にやってあとは別ものという考えもあるのかもしれない。
しかし、こと試合順ということに関しては、山場を中盤以降に持ってきた眞鍋さんに老獪さを感じるのであった。