Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

オーバーハンドレセプションを巡るあれこれ




私のブログにも、「バレー ルール改正」「2013年 バレー 新ルール」といった検索ワードでたどり着く方がここ最近、大変増えております。
2013年からのルール改正点まとめてみた - Stay Foolish
これですね。
やはり一番みなさんが気にしてらっしゃるのは、オーバーハンドでのレセプションに関する事でしょう。


日本ではすでに以下のような文書が出て、大学リーグなどではすでに新基準で実施されているようです。

9.2.4 サービスのレシーブでは.指を使ったオーバーハンドの動作でダブルコンタクトやキャッチをした場合は反則となる。
(注)
1 指を使ったオーバーハンドでの、サービスのレシーブのハンドリング基準は、チームの2回目、3回目のヒット時のオーバーハンドパスと同じ基準である。
2 オーバーハンドの動作によるサービスのレシーブで、指を使っていない場合は、ダブルコンタクトの反則にはならない。しかし、従来同様、キャッチの反則になる場合はある。
JVA 平成25年度 6人制ルールの取り扱いについて

ということですね。


要は以前のようにオーバーハンド即アウトではなく、2段トスでドリブルとられるのと同じようなパスをしたら、アウトと。
回転せずに、手からもボールが漏れずキレイにパスできたら、何の問題もないわけです。



ただどうも世界的には、どうもはっきりしない状況が続いているようです。
キューバの協会の会長、エウヘニオ・ヘオルヘは「このような制限は、バレーボールの質の向上に反している」と述べ、多くのコーチからも批判が上がっているよう。
FIVB volta atrás e derruba regra que não permitia recepção de toque


ベルリン・リサイクリングバレーで指揮をとるマーク・レベデユーも

There is very strong rumour going around that FIVB will NOT follow through on the rule change for service reception. Apparently there were complaints from every section of the volleyball community.
http://www.facebook.com/AtHomeOnTheCourt/posts/280957245371962

と述べ、結局はこのルールが適用されない可能性を示唆しています。


さて、結局この問題の決着はどのようにつくのでしょうか。
オランダのサイトでは、今週末にはプレスリリースがあるといっているようですが、果たして。
Onzekerheid bovenhandse servicepass - Volleybalkrant


もう一個、別の議題としてインドアバレーボールが21点制になるという噂も広がっています。噂によるとこの夏のユーロリーグでテストを行うと。
おそらくはテレビサイズに収まるようにという目的でしょうが、こちらもはたして。