もし富士フイルムプラネッツが現存していたら
恒例もしもシリーズです。今日のお題はもし富士フイルムが廃部せずに残っていたら、果たして今どのようなチーム構成になっているかというif。
斜め上を行き過ぎているのかもしれません。大体富士フイルムにバレーチームがあったなんて10代の子が知っているか、どうか。
日本リーグ5連覇という輝かしい実績を残しながらも、日本人主義を貫き通し、第8回Vリーグを最後にその活動を終えた富士フイルムプラネッツ。
一時期は富士≒全日本というメンバー構成の時代もありました。テクニックに優れた選手が多かったものの、やはり外国人不在の影響は大きく晩年は優れた成果を上げることが出来なかったのが、悔やまれます。
そんな富士フイルムが今もあったらというシミュレーションを進めます。富士ってスカウト傾向が非常にわかりやすいチームでもあります。晩年に関してはだいたい以下のような傾向でした。
1.8割うまい選手+2割荒削りな高さorパワー系選手 2.およそ5割法政(うち半分は鎮西)、3割東海、1割順天堂、筑波、1割その他イメージ 3.北海道に強い 4.関西人少なめ
この傾向を踏まえつつ、毎年、新人選手を再考察してシミュレートしていきます。
一応、経過がわかるように5年前である2008年と2013年の2チームを見ていきます。やっぱり外国人をとらないという前提なので、ある程度イメージがつきやすかったりします。
ちなみにラストイヤーの選手構成は以下。
富士フイルム・プラネッツの歴代選手・スタッフ一覧 - Wikipedia
2008年
監督 | 米山一朋 | |
---|---|---|
コーチ | 青山繁 | |
コーチ | 成田貴志 | |
1 | 諸隈直樹 | WS |
2 | 中西了将 | S |
3 | 増村雅尚 | WS |
4 | 阿部裕太 | S |
5 | 松本幸博 | WS |
6 | 高橋和人 | WS |
7 | 尾上健司 | MB |
8 | 越谷章 | WS |
9 | 加賀龍也 | MB |
10 | 大角竜敏 | MB |
12 | 勝野裕士 | L |
14 | 川浦博昭 | MB |
15 | 倉内哲 | MB |
16 | 角田辰徳 | WS |
17 | 花野裕祥 | L |
パンチのある選手がいまいち足りません。和井田が来るとは思えんし。
2013年
監督 | 青山繁 | |
---|---|---|
コーチ | 浜口純一 | |
コーチ | 越谷章 | |
1 | 加藤伊織 | MB |
2 | 石川亮輔 | L |
3 | 古田史郎 | WS |
4 | 阿部裕太 | S |
5 | 伊藤康貴 | WS |
6 | 高橋和人 | WS |
7 | 岡本祥吾 | S |
8 | 深津英臣 | S |
9 | 角田辰徳 | WS |
10 | 加賀龍也 | MB |
11 | 中島悠太 | MB |
12 | 塚崎祐平 | WS |
14 | 安永拓弥 | MB |
16 | 冨士田裕大 | WS |
17 | 早瀬省吾 | L |
古田君がスーパーエース的に行くんじゃないですかね。
と、後半は結構破綻しました。それでも25%くらいは的中する気もしますが。
やっぱり法政がすこし凋落してしまったので計算がうまくつきませんでした。こうして見ていくと、東レに行った選手が多いように思います。近いこともあるでしょうし、コネクションが少し近いものがあるのでしょう。
と、個人的には結構面白いですね、これ。ファンタジー的な要素もありつつ。NECとかでもやってみませうか。