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Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

ルーセラーレに何が起きているか




2013/2014年の欧州チャンピオンズリーグはグループラウンドを終え、年明けからはファイナル4進出を決めるプレーオフが始まる。

2014 CEV DenizBank Volleyball Champions League - Men
基本的には順当な結果となった。ハルクバンクも苦しみながらも*1、という結果だし、死のEグループもカザン、マチェと、基本的には予想通り。


欧州全土を駆け巡るこのグループリーグ6試合を終えて、無敗のチームが2つある。ロシアのベルゴロドとベルギーのルーセラーレ*2
ベルゴロドはまだわかる。ムセルスキ、グロゼル、トラヴィツァなどA級の代表選手を数多く揃え、その他もイリニフ、コーサレフ、ジガロフ、パンテレイモネンコなど代表級ぞろいのビッグチームなわけだから。


対照的にルーセラーレは面子的には、言ってしまえば並のチーム。
セッターはフィンランド代表ながらも控え、オポも195cmのいわば機関銃。サイドは191cmのクラースが一番手。もちろんチャンピオンズリーグに出るのだから強豪には違いないのだが、前述のベルゴロド、ハルクバンク、カザン、マチェラータ、ピアツェンツァなどと比べれば、ホントに地味。


ルーセラーレはベルギーの古豪で来年クラブ50周年を迎える。
ベルギーではルーセラーレとマザイク*3が2強として知られており、古くからライバル関係を築いている。


そんなルーセラーレの快進撃は大きな驚きを持って報じられている。しかも、彼らは国内リーグ戦、カップ戦でも今シーズン始まってからは、どのチームにも負けていないのである。
Teams from eight countries set to compete in Playoffs 12 of men’s Champions League | FIVB - Press release


ルーセラーレは、実は私が密かに応援しているチームの1つである。
とはいえ、好きだったのは現ベルギー代表監督であるバーイエンスが監督していたころ。中でも2004年から2010年くらいのこと。

セッターがデペステーレだったからという理由が大きいんだけど、多国籍軍でイヴァン・コントレラスのカリスマ、こないだ心臓止まっちゃったホーホーのテクニック、ハーディーの安定感、スタンクの存在感、イヴァン・マルケスのジャンプ力となんていうかベストオブ中堅、ベストオブ小結みたいな面子、バレーが好きだったわけ。
デペステーレがギリシャから返って来てからは、ベルギーの若手、デロー、ヴァハネマンといった選手とベテランの選手が織りなす地味ながら堅実といったバレーも好きだった。


さて、そんなこんなで私が好きなころからは監督も変わり、選手もほとんど変わったルーセラーレの今年の快進撃。
大砲もいない、大してミドルが強いわけでもない。同組のポーランドのザクサ、トルコのガラタサライ、ドイツのフリードリヒスハーフェンはどれも特A級とはいえないまでも、選手の格だけで言えばルーセラーレを上回るだろう。国内でもマザイクの方が選手レベルから言えば上の気もする。


なぜ、そんなにも強いのか。
正直なところ、よくわからないというのが本音。
大体どんな強いチームでも、どこがいいってのは2セットも見れば、見えてくるものなのだが、ルーセラーレに限ってはよくわからない。
スパイク決定率が50%を超えることは稀だし、ブロックも組織立ってはいるが、そこまで良いともいえない。
しいて言うならフローターサーブの精度が非常に高いということ。選手構成によっては6人中5人がフローターサーブを打つこともある。いまどき日本の高校生でも2人はジャンプ打つだろうに。オポジットもジャンプフローターサーブだし。


もうちょっとよく見れば、見えてくるものもあるだろう。
CEV DENIZBANK VOLLEYBALL CHAMPIONS LEAGUE MEN | LAOLA1.tv
チャンピオンズリーグの過去の試合は見られるので、ルーセラーレの過去の試合を見て、なにか気づいた点がありましたらご連絡ください。


ルーセラーレは公式PVが素敵なチームとしても知られている。プレイヤーが歌にあわせて歌ったり踊ったりしているのだが、これはすべてチームのスポンサーのお店で撮影をしている。

やっぱりこういうチームが活躍するからヨーロッパのバレーって見るのやめられないんですよねー。

*1:計算した疑惑はぬぐえないが

*2:今までロッセラーレ表記してたけど、正式なほうに

*3:花野選手がプレーしていたことでも知られる