Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

フィリピンの女子バレーが熱い




フィリピンでプレーした丹山さんのインタビューや私も男子の話題を少し記事にしたことがあったので少し気にはしていたのですが、結構火種が大きくなってきたのでちょっと記事にしてみます。


グーグルのサービスのひとつにGoogle トレンドというものがあります。
どのような言葉がグーグルで検索されているかがわかるサービスです。
これで、「volleyball」という単語が世界のどこでよく検索されているかを調べてみました。

フィリピンが1位なわけです。
もちろん言語が違うので一概には言えませんが、少なくとも英語圏で「volleyball」という単語が一番検索されているのはフィリピンという結果に。


次にYoutube。
今週にアップロードされた「volleyball」の検索ワードで引っかかる動画の視聴数トップ10のうち7つがフィリピンの女子バレーボールの動画です。
volleyball - YouTube


この過去一か月で1位になっている動画もそうなのですが、フィリピンで人気があるのはむしろ大学の試合。
UAAPってのはNCAAみたいな感じの大学対抗戦。この試合の観客数はなんと18,489人。約2万人入っているわけです。驚異的です。

中でもこのADMU、Ateneo De Manila University(アテネオ・デ・マニラ大学)の人気が特にすごいです。
このアテネオのキャプテン、アリッサ・バルデズのツイッターフォロワー数はなんと30万人を超えます。
バレーボール選手界隈で一番フォロワー数がいるのはブルーノ・レゼンデ。この約40万フォロワーに次ぐ数字だと思います。

どうもこの選手をはじめ、最近のバレーボール選手に美人が多いのが人気の要因のようです。



はっきり言ってレベルの面ではそこまで高くはないです。大学だけど春高でベスト8には入れないだろうなーくらいだと思います。
それでもここまで人気の女子バレーボールをどなたか取材してくれませんかねー。
大学は人気でプロリーグはそこまで人気ではなかったり、まだ全貌をつかめていない部分もありますし、人気の背景もいまいちわかりません。国内の温度感なども知りたいところです。



そもそもスパイクが世界で最初に生まれたのはフィリピンという話。
そのフィリピンの人気が続き、レベルも上がってくるようだと、アジアの脅威に今後なってくるかもしれません。