Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

自分のバレー観に影響を与えたバレー以外の10冊



バレーボールをどう見て、どう感じて、どう分析するかといういわゆるバレー観というのは人の数だけあるわけです。私のバレー観を形作っているのは、自分の感性や何人かの師匠と呼べる人から教えられたものをベースに、観戦者との対話や議論、観戦からなど様々なものに影響を受けて、意識的に無意識的に日々変わっていっています。


その影響を受けるものには当然書籍なんかも含まれます。『セリンジャーのパワーバレーボール』はバイブルですし、『ブラジルバレーを最強にした「人」と「システム」』や『復活』も私のバレー観に影響を与えたに違いありません。バレーボール関係の書籍はもちろんですが、今日は影響を受けたバレーボール以外の書籍を紹介してみます。もちろんね、ここに挙げている本しかないわけではないですが、ちょっと見失ったときにまた読めるようにね、備忘録的に記事にしてみたいと思います。
やっぱりサッカー関係の本が多くなってしまったように思います。


他にもね、何かおすすめの本があったら教えてください。

新インナーゲーム

新インナーゲーム (インナーシリーズ)

新インナーゲーム (インナーシリーズ)

バレーの見方もやり方も決定的に変わった。

失敗の本質-日本軍の組織論的研究

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

  • 作者: 戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1991/08
  • メディア: 文庫
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太平洋戦争の日本軍の敗北を組織論的に分析し、その失敗の本質を論じる。そもそも戦史を紐解き、意思決定のプロセスまでブレークダウンする本書のきめ細やかな分析が素晴らしい。
野中郁次郎はハズレなし。

コーチKのバスケットボール勝利哲学

コーチKのバスケットボール勝利哲学

コーチKのバスケットボール勝利哲学

  • 作者: マイクシャシェフスキー,ジェイミー・K.スパトラ,島本和彦,Mike Krzyzewski,Jamie K. Spatola,佐良土茂樹
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2011/03/01
  • メディア: 単行本
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アメリカのデューク大学で卓越した成績を残している通称「コーチK」が40のキーワードから自らの体験を通じて、大事なことを教えてくれる。

鈴木先生

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

いわゆる学園ものなのであるが「鈴木先生」の語る教育論は普遍的な内容であり、思わず考えさせられる。特に終盤の演劇指導が秀逸。

高校生からのゲーム理論

高校生からのゲーム理論 (ちくまプリマー新書)

高校生からのゲーム理論 (ちくまプリマー新書)

とっつきにくいんだけど、とりあえずゲーム理論でわかりやすかったのはこの本。

先を読む頭脳

先を読む頭脳 (新潮文庫)

先を読む頭脳 (新潮文庫)

局面も大事だけれど、もっと大事な大局観。

知的複眼思考法

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)

目に見えたそのまんまを鵜呑みにしない。

ラストイニング

ラストイニング 1―私立彩珠学院高校野球部の逆襲 (ビッグコミックス)

ラストイニング 1―私立彩珠学院高校野球部の逆襲 (ビッグコミックス)

野球の駆け引きって面白い。終盤の冗長感は少し残念。

ヒディンク自伝

ヒディンク自伝―韓国を変えた男

ヒディンク自伝―韓国を変えた男

ロシア監督時にアルベルダをGMに請うたヒディンクのことが気になって読んでみた。監督の「自伝」というジャンルの中では3本の指に入るくらいの出来。

ジャイアントキリング

GIANT KILLING(1)

GIANT KILLING(1)

そら、選手の能力どおりにゲームが決まったら、おもしろくもないわけですよ。



まだまだあるけどこの辺で。