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Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

ワールドカップ2015日本-イタリアのレビュー



イタリア 3(25-21 25-20 25-15)0 日本

動画はいつまでもつかな。


マッチアップは、イタリアが清水にユアントレーナを当てたいというのはあったのかな。日本はパスから始めると、石川のサーブが最後でちょっともったいないんだけど、かといってS1スタートは厳しいし、頭が痛いところ。





正直、昨日のイタリア見たあとだし、カナダがアレすぎたとはいえ、いいバレーをした日本の対戦と来れば、正直いけるんじゃないかという気持ちもいくらかあった。


実際、序盤、日本は丁寧にサーブを攻め、高い集中力でサーブを返し、丹念にブロック枚数を揃え、しぶとくディフェンスできた。
崩れた場面でもブロックを恐れず高い通過点を保ち続けた。


そういう意味で第1セット17-18の場面が残念でならない。
崩れた場面とはいえ、一瞬出現した柳田の弱気。
簡単に切り返され、2点差。


https://youtu.be/N7POl5glKek?t=19m58s


やはりここ数年のバレーボールでは、いくら"セッターの前"にだとしてもボールを"置く"というプレーはほとんど見られなくなってきている。結局簡単に切り返されてしまうからだ。勇気をもって攻めていい場面だったように思う。もちろんむちゃくちゃ打つのではない。丹念に狙いすまして攻めてほしかった。


確かに結果論であることに違いないし、それ以上にブレイクすればいいじゃんという話なのだが、私はあのプレーがこの試合を決めてしまったように思う。
彼を責めるつもりはない。まだまだの若者だし、彼がサーブもスパイクでも、あそこまで攻めていなくてはここまで肉薄もしていない(まぁ、そもそも肉薄してないという向きはあるけど)。言いたいのは、そんな1プレーで勝敗が分かれるのではないかと語ってしまいたくなってしまうほど、日本が成長していることがうれしいということだ。ただそこでセーフティすぎるプレーが出てきてしまうことが今の日本の実力なのだろう。


だが10セット戦えば、3~4セットはとれるチームになっているのではないか。ただ、それはあくまで目安の話であって、試合となるとアメリカ戦でもそうだが、強豪相手にこの集中力で戦うのは2セットが限界なように思う。やはり張りつめている分だけ、切れたときダメージは大きい。3セット目は1点目の時点で勝てる雰囲気ではなかった。序盤から3点以上離れればいくらでも相手は好き放題サーブを打ってくる。そういう展開になるのが、問題であってそれでサーブにやられたというのは論評としてはやはり違う。1,2セットの拮抗した場面ではほぼサーブにやられたという場面はなかった。


こういう展開でゲームを変えられるベンチがいないのも今大会はしんどい。3セット目のような展開になっても代えるポジションがないというのは人選の問題も多少なりともあったのではないかと思う。


レビューになってないよね。
まぁ、ザイツェフに対するブロックとバックセンターの位置取りとか、やっぱり開くイタリアライトサイドのラインとか、日本のサーブの狙いとか語ることはあるけど、まぁ、なんつーか2セット目までなら面白かったよ、俺は。とりあえず今日はそれでいいかな。
この大会、やはり日本の負の遺産を背負っていない(と思わせる)若者たちが伸び伸びプレーしているのがやはりうれしい。