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Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

世界のバレーボール一家



今日は世界のバレーボール一家を取り上げてみる。
一家と言っても単に親子だけでも一家といえば一家なので、勝手だが親子二代以上にわたり血縁者に3人以上のバレーボール選手がいる、と定義させてもらった。
この定義であれば三兄弟は入らないので、日本で当てはまるのは南家、大竹家くらいであろうか。
そもそもバレーボール選手とはどのレベルまでを指すのか難しいところなのだが。

ウルナウト家

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たぶんスロベニアのウルナウト家が一番入り組んでるんじゃなかろうか。

近年のスロべニアの躍進とトレントでのティネ・ウルナウトの活躍で名前を知った方も多いのではないか。

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父のアドルフ・ウルナウトは過去旧ユーゴスラビア代表として世界選手権も出場しており、クラブではチャンピオンズカップ(現CEVチャンピオンズリーグ)の決勝までいった。
兄のアンドレイは元ユーゴ、そして分裂後はスロベニアの代表選手であった。彼もまたマザイク時代にチャンピオンズリーグの決勝に出ている(ちなみにこの時の監督はクリスティアンソン)。ちなみにティネも昨季のチャンピオンズリーグの決勝に出ているから親子で計3回もチャンピオンズリーグの決勝に出ているが、残念ながら一度も勝てていない。
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(動画はアンドレイがプレーしているユーゴスラビア対イタリア)


次兄のマティアジュもバレー選手であった。この長兄アンドレイが1965年生まれで、末っ子のティネは1988年生まれと親子くらい離れているので、ティネを初めて知った時はアンドレイの子供だと思っていたのだが、ティネはアドルフの二番目の妻の子である。
この二番目の妻のアニタも元スロべニアの代表選手で、足を悪くしてからはシッティングバレーのスロベニア代表選手としてロンドンのパラリンピックにも出場している。
このアンドレイの子供、アリョーシャとカティアもバレー選手であるが、長男アリョーシャはティネと同じ1988年生まれなので、ティネは同い年の甥っ子がいることになる。
アリョーシャだとか後妻だとか出てくると『カラマーゾフの兄弟』みたいだ。

ロサール家

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フランスのロサール家もちょっと入り組んでいる。
ロサール家は親子3代にわたってフランス代表という驚異の家系。3代ということで言えばティリ家も3代続けてなんだけど、フランスはこういう親子バレー選手パターンが非常に多い。それだけバレーボールというスポーツが盛んでないということの証左でもあろう。
まず祖父ジャックは1960年代にフランス代表として活躍。
その二人の息子、オリビエとフィリップも二人とも代表選手。
OQTの日本戦、フランスのオポジットであったチボー・ロサールはオリビエの息子に当たる。おもしろいのは代表(現所属チームでも)ではオポジットである左利きのチボー。昨シーズンまでクラブではアウトサイドとしてプレーしていたが、父のオリビエも左利きのアウトサイドなのだ。親子二代左利きのアウトサイドってスゲーな。ジャックは知らないのだが、もしかして…

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下の動画の10番の選手がオリビエ・ロサール。ティリ父と対角を組んでいる。ちなみにこのセッター、シャンベルタンは私の好きなセッタートップ10には入る。
チボーの兄クエンティンもフランスのチームでセッターを務める。
フィリップの息子、つまりチボーのいとこ、ニコラスもトゥールーズでリベロとして活躍しており、フランス代表のキャップもある。

グロゼル家

グロゼル家はそこまで入り組んでいるわけではないので、図は割愛する。
ご存じ、ゲオルギ・グロゼル・ジュニアは先日までドイツ代表のオポジットとして君臨したオポジット。今年は中国でプレーしている。
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父のゲオルギ・グロゼル・シニアは過去ハンガリー代表、ドイツ代表として活躍した名選手。「ハンマーゲオルギ」の異名を持っていた。
1992年にはドイツの『今年の選手』も受賞している。
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動画の冒頭でスパイクを打つのが父グロゼル。やっぱり似ている。


ゲオルギ・シニアには4人の子供がいて、長兄が前述のゲオルギ・ジュニア、、次男トムはバスケットボールの道へと進んだらしいが、大成はしなかった。長女ドラはブンデスリーガ、ヴィースバーデンでプレーしている。
三男のティムはまだ18歳であるが、同じくドイツのロッテンブルグでプレーしており、ゲオルギ・ジュニアいわく、兄弟では一番才能があるらしく、今後の活躍が期待される。


いまいちはっきりしないんだけど、お母さんも代表選手だったり、おばあちゃんはハンガリーでオリンピックに出ている選手らしいという情報もあるが、確固たる自信がないのでとりあえずここに挙げておくにとどめておく。

パンコフ家

父パンコフは過去、ロシア女子の代表監督を務めたこともあり、次期ロシア代表監督の候補の一人でもある。
母パンコフはあのマリナ・二クーリナ。旧ソ連代表選手でソウルでは金もとった。結婚後はマリナ・パンコワとしてプレーした。ロシアは男性か女性かで姓が変化する。
残念ながら、昨年他界している。
Passing away of the legendary player- Marina Pankova | RUSSIAVOLLEY.COM

姉パンコフは現ロシア代表選手。リオ五輪でもプレーした。すでに結婚しているため、エカテリーナ・コシアネンコとしてプレーしている。
弟パンコフはロシア期待の若手セッター。ユース、ジュニアも優勝しており、今年は育てのビッククラブをでて、盟友ポレタエフとともにクズバスでプレーしている。




前述の定義で言えば、父兄弟のヌガペト家、同じく父兄弟のジズガ家、前述したが親子3代のティリ家や、父姉弟のルソー家あたりもバレー一家となろうか。
きちんとした統計はないのだが、やはり実感としては野球やサッカーなんかと比べるとこういった家族度が非常に高いように思う。
とはいえ、どこに需要があるのか全くわからない記事になってしまった。