Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

妥当な数字



黒鷲旗の登録メンバーは18人なのだろうか。おそらく18人だろう。大阪協会にそこを変えるような柔軟な姿勢があるとは思えないし。ここで問題にしているのは、ベンチメンバーは14人になったのに、登録メンバーが18人というのは明らかにおかしいだろ、ということである。もしルールで登録メンバーも〜人に変更するとかいうのがあったら赤っ恥です。詳しいことはルールブックめくらなくちゃいけないのだろうけど、それはルールじゃなくて大会ごとに決めるもんなんだろうと、経験則的に考えている。もしそうなら国内での取り扱いについても誰かがイニシアチブをとって変化を起こさない限りは18人に落ち着いたままなんだろうと思う。大学とか高校だってトップに倣うだろうからね。

12人→14人のルール変更は大いに結構(むしろ妥当と言うべきか)、ただそのわりに周りの状況がついていっていないように思へるのです。
そもそもバレーのベンチメンバーがリベロ制度以前、12人だったわけは、交代枠も6人なわけだし、2チーム分という解釈で間違ってはいないと思う。しかし、リベロ制導入以後、12人ではベンチに約1.8チーム分という不自然な状況が10年もの間、続いていたことになる。交代は6回できるけど、ベンチには5人しかいないというのはやっぱりおかしい状況だったとは思う。国際試合で12人のみの遠征とかだと、ゲーム練習ではBチームにリベロ入れられないとかいう悩みは合ったと思うし。
14人のベンチメンバーにすることによって、きっちり2チーム分になったし、交代メンバーの矛盾もなくなった。こういった観点で考えると、登録メンバーというのは、ベンチメンバー×1.5(3チーム分)、つまり21人というのが妥当な数だろう。

もしベンチメンバーが14人にも関わらず登録メンバーが18人だとしたら予備のメンバーは4人ということになる。14人がサイド4、ミドル4、オポ2、セッター2、リベロ2という前提で考えれば、まずポジションが1枠のところはベンチには2人しか入っていないわけだから予備メンバーに1人づつ入れる必要がある。すなわちセッター、リベロオポジットの3人ですね。ケガしたら一人になっちゃうわけだから。ともするとサイドかセンターは予備メンバーを入れられなくなってしまうわけですねー。これは問題ですねー。早急に検討したほうがいいと思うのですが…。ワールドリーグは22人だったけど、まぁ21じゃキリが悪いだろうってかんじかな。

ここで書いたことは全部一般論であって、そもそも登録メンバーにしろベンチメンバーなんて各チームの裁量によるのだから、予備メンバーは別にそこまで気にしなくてもいい話かも知れないけど。