Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

外国人監督と君が代



最初に記しておくが、僕は外国人監督肯定派だ。
全日本が世界でも上位に返り咲くためには、外国人監督の起用は急務だと思う。

しかしふと思った疑問なのだが、なんでナショナルチームの外国人監督がこんなにも世界中ですんなり受け入れられているのか、どうも釈然としないのだ。

クラブチームの監督を外国人監督がするのはわかる。
しかし、ナショナルチームとして国の威信をかけて戦う場になんで監督として外国人がいられるのか?それに対して批判をしているわけではなく、単純な疑問。
彼らは国の威信を背負ってはいるが、それよりも先行しているのは、コントラクト、契約だ。

バレーボールの歴史の発展の中にも外国人監督は数多く出てきた。ベラスコ、ロサーノ、北京を勝ったマッカーチョンもニュージーランド人だ。おっ、そう考えるとマッカーチョンは男女合わせて、はじめてオリンピックを勝った外国人監督だ。

サッカーの世界ともなると、ナショナルチームの上位になれば外国人監督じゃない方が珍しい。
サッカー発祥の国イングランド、バレーボール発祥の国アメリカでさえも外国人監督を起用している。

世界中で、いろんなスポーツのナショナルチームで、外国人監督が当たり前のように活躍しているが、それにただ従ってしまうのではなく、強くなるという甘い蜜とともになにか失ってしまうものはないのか。外国人監督を招いたことのない競技として、よく考える必要もあるのだろう。

今までバレー会場で、テレビで、当たり前のように見てきた日本人監督と君が代。それが変わった時、我々は違和感なく受け入れられるのだろうか。

しつこいようであるが、僕は外国人監督肯定派だ。