輝く成長株
Vプレミアリーグも3週、6試合を消化した。
ここまでの結果をみて、来期の全日本で見てみたい期待のニューフェイスをピックアップ。見てみたい順に列挙してみる。
西尾太作
オポジットもアウトサイドも高いレベルでこなせる好選手。
西尾-石島対角なんて、2,3年前であれば怖くて見られないものだが、なんとかこなせている。なによりもチーム事情から、スタメンにはなれない*1という状況でも、腐らずにここまでのプレーを見せてくれるというのは、清水選手、福澤選手のバックアップを十分担えるのではないか。
白澤健児
昨年のベスト6にも選んでいるが、現在ブロックランキング1位を走っている。
そこまで高いとは言えないまでも、特筆すべきはその硬さ。Vリーグレベルのブロックは高さよりも、手に当たったブロックを確実に仕留める硬さが求められる。これが世界で通用するかどうかとはまた別次元の話なのだ。
ただそれをおいても一度見てみたいと思わせる。
神田聖馬
どうもレギュラーをつかみきれないが、スパイカーとしてのポテンシャルだけを見れば日本人トップクラスであることは間違いない。決して守備はうまくないのだが、サイドプレーヤーとして3年目。もう頭角を現していい時期だ。なぜかここまで小川選手とのセットで使われているが、守備の得意な中村選手との組み合わせでこそ見てみたい。
塚崎祐平
負け試合ながらも、途中から出てきてスパイク決定15点、60%の大活躍。最後に彼のスパイク見たのはいつだったか…。彼がまだ大学3年の時だったか。スパイクのパンチ力とキレだけでいえば、米山選手(弟)か、越谷選手かこの選手かという逸材だろう。ただ守備の出来なさと、コインを投げるような運任せの選手だったので未完の大器といわれ続けるだろうなと思ったものだったが、さてこの結果が続いてくれるか。
まだまだ4分の1が終わったばかり。リーグが終わるまでには、眠れる原石たちの輝きをもっと見てみたいものだ。
*1:この選手を最初から使ってしまうと、不慮の事態に対応出来ない