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バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

第2回アジアカップメンバー発表



第2回アジアカップ男子大会

こ、これは?パンパ・・・全日本B?
スタッフはパンパシから荻野コーチ→古田コーチ*1だけの変更なのでこのチームがパンパシの流れを継ぐチームなのは明らかなのだが、選手は大きく様変わり。パンパシ社会人組のそのまま参戦が予想されたもののそこから残ったのは筧本、古田の2名のみ。高松、近、深津、坂梨が抜け、シニアの三次合宿まで行って、芦別行かない組である今田、古賀、白澤、柴小屋、高橋の他に、ひょんなところから伊東、横田、鈴木、菅、岡本が飛びこんできたことになる。

なぜこのような形になったのか?

豊田合成のHPでは、早いうちから近・高松のアジアカップ合宿、大会による不在が伝えられていた(今もだが。http://www.tg-sports.com/trefuerza/schedule/month.php)。そう考えると、当初はパンパシの社会人組+シニアの合宿不参加組という予定だったのではないだろうか。
その予定を変更させる要因となったのはなにか。それはやはりパンパシのタイ戦での敗戦ではないだろうか。対アジアに完勝することができず、なおかつそのチームの主軸である八子、安永、星野が抜ける。そう考えると大学生分6人の入替えを選択するより、新たにチームを再編する方が賢明といえば賢明。

なぜ彼らを選んだのか?

流れから考えると、前述の芦別行かない組は、外せないメンバーであるはずである。彼らは試合経験を積むためにわざわざシニアの合宿から離れたのだろうから。そして、彼らを中心に考えた時にパンパシのメンバーより、フィットする選手として新たに呼んだのが新しく呼んだ5選手という事になるだろう。鈴木選手はまぁ、前回のエントリーである程度予想がついていたしサントリーのHPで既報であった岡本選手はいいとしても、菅選手、伊東選手、横田選手は正直まったくのノーマークからのエントリーである。なぜ近選手ではなく横田選手なのか、なぜ高松選手ではなく伊藤選手なのかと考えたとき、一つ思い当たるのは近選手、高松選手が大枠『53人』に入っていない選手であるということ。監督が違うし、ユニバの流れを汲むチームなのだからそこまでこだわる必要はないと思っていたのだが、あくまでシニアがでる国際大会は『53人』から選ぶというスタンスを選択したのかもしれない。もしくは53人を選んだ人間の横やりか。

どのようなスターティング6が予想されるか?

セッターは菅選手、岡本選手、遜色ないが、菅選手がベンチにいる方が安心と言えば安心だろう。
ミドルは横田−白澤だとインパクト不足が否めない。筧本とどちらかという選択になるだろう。
サイドはレシーブで頼れるのは高橋、鈴木。攻撃なら柴小屋、今田、伊東といったところ。問題はオポジットに誰を選択するのかということ。要は柴小屋選手をどちらで使うかということになろう。それによってチームのスタイルは大きく変わるはずである。前々回のパンパシのようにオポジットに守備的な選手(その時は鈴木)を置き、ライト的に使う可能性もなくはないだろう。その場合はこんな感じ。

鈴木  筧本 高橋
柴小屋 白澤 岡本 古賀

柴小屋のサーブレシーブを信用するなら、鈴木選手のところに古田選手でもいいだろう。
もしくはあくまでこの大会は芦別行かない組がメインだとするなら、

柴小屋 筧本 高橋
今田  白澤 岡本 古賀

という選択も予想される。ホントになんにしても柴小屋次第か。

前回のアジアカップでは、イラン、中国に敗れ4位。
体調不良の選手も出た前回だったが、今回は是非無事に、そして前回以上の成績を期待する。

*1:なにげに所属JVAが気になるのですが