Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

アメリカのコンビコール



日本ではセッターの目の前のクイックをA、セッターの2〜3m前のクイックをB、後ろのクイックをCクイックと呼びますが、言い始めたのは誰なのでしょうか。やはりアイデアマンである松平翁でしょうか。
コンビ攻撃をどう呼ぶかは、スロットを基準にしたコール以外は、おそらく世界中で異なっていると思われます。今日はアメリカのものをちょっと調べてみたいと思います。

ここらのURLを参考にしてみました。英語以外もわかれば(英語もほぼわかりませんが)、いろいろおもしろいとおもうんですが。
http://www.volleyballforums.com/viewtopic.php?p=34943
http://books.google.com/books?id=OLaGuKVwaKMC&pg=PA41&lpg=PA41&dq=set+names+volleyball&source=web&ots=N291YTm0Bc&sig=NWhkzYCOoHjAIgZMvCqrxEZaRlA#v=onepage&q=set%20names%20volleyball&f=false
http://en.wikipedia.org/wiki/Volleyball_jargon
http://www.askmehelpdesk.com/volleyball/volleyball-setting-location-codes-19454.html

流し読みなので、まだまだあるのかもしれませんが。

レフトサイド

  • go - とても速くて低いトス。
  • hut - goほど速くはないトス。アンテナ先端部の近くに上げられる。
  • 4 - アンテナを越えるような高いトス
  • Shoot- クイックのような速いトス。

ミドル

  • gap or 31 - レフトとミドルブロッカーの間へのトス。
  • 1 - セッターの肩の上、白帯の真上に上げる非常に速くて低いセット
  • 2 - 標準の高いミドルへのセット。セッターから2,3フィート離れている。
  • A - セッターのすぐ後ろに上げられる1。ライトサイドヒッターも打つ事が出来る。
  • B - セッターの背後、6フィートの位置、ライトブロッカーとミドルブロッカーの間から打つためのセット。
  • slide or wave - 標準のバックセットのようだが、アンテナの近くに上げられる。

ライトサイド:

  • Red - 速いセット(hutのライト)
  • 5 - 遅くて高いセット(4のライト)

バックアタック

  • bic - 中央、低いセット
  • pipe - 中央、高いセット
  • A - サイドライン近くの高いレフトバックセット。
  • B - コートの内側2,3フィートからの高いレフトバックセット。
  • C - コートの内側2,3フィートからの高いライトバックセット。
  • D - サイドライン近くの高いライトバックセット。

多くのチームはこれらのトスに別の名前をつける、たとえばblue、white、green、pinkなど


レフト平行をgoとかhutで分けるって、なんか日本以上に(打点が)低くて速いトスを推奨してしまうような気がしますが、大丈夫なのでしょうか。ただ図を見ると、テンポの概念は取り入れられているようだから、むしろテンポで名前を分けている分、日本より進んでいるのかもしれません。