Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

バレーボール代理人



近年、野球やサッカーの日本人選手が海外で活躍することが増えてきており、スポーツ代理人の存在も広く知られてきているように思う。
スポーツ代理人 とは - コトバンク
スポーツ界の転職をプロデューススポーツ代理人のお仕事って? - 転職は@type


そしてバレーボールでも当然、代理人業を営んでいる人間がいる。そこまで詳しいわけでもないし、他の競技の代理人のこともたいした知識がないので間違っているのかもしれないが、個人的には、プロバレー界は移籍が多いので(おそらくは移籍金の問題がほとんどないからだろうか)、バレーボールの代理人は、より移籍仲介の要素が強いように思う(もちろん様々な業務があるのだろうが)。金銭面やより高いレベルのチームでのプレーを望む選手と、同じく金銭面やチームスタイルにあった選手を獲得したいチーム側のお互いがwin-winになる関係を作る。人を扱う仕事なので言葉は悪いし、代理人さんからおしかりを受けそうであるが、不動産屋をイメージすると近いのかなと思った。
「volleyball agent」と検索すると、様々な代理人のページを見ることができ、そこには様々な選手が登録されている。


上記記事の案野氏は、越川選手や先日女子JTに移籍した橋本選手など、バレーボールの選手を多く手がけているようだ。
DELIGHT Corporation(スポーツマーケティングエージェンシー)


元選手で代理人をしている選手も多い。やはりコネクションが大きい武器となるからだろう。選手時代に気づいた人脈を活かすことができるのだろう。日本になじみのあるところでは、サントリーにいたポール・グラットンは北米選手を中心として代理人業を営んでいる。http://www.simgratton.com/ 韓国で活躍中のギャビンなど、カナダ代表選手を多くマネジメントしているようだ。
同じく、パナソニックにいたイエルツェンもオランダで同じく会社を興している。イエルツェンは96年に金メダルも獲っている。そういったネームバリューも代理人をするうえで大きな武器になるだろう。http://www.starlit.nl/ こちらはオランダ代表選手が多くいるようだ。


プロではない日本のバレーボールではなかなかなじみのない職業であるが、今後も日本選手が海外に出て行く上で、こういった方々の尽力が欠かせないことは言うまでもない。