ヴァグネル記念
8月26日から、ポーランドにて3日間、フーベルト・ヴァグネル記念が開催される。
ヴァグネル氏が死去した2002年から開催されており、今年が9回目となる。
http://www.fundacjawagnera.pl/en/
ポーランド、ロシア、イタリア、チェコが総当たりで試合を行う。
言ってみれば、ただの親善試合だが、ポーランド国内では結構な盛り上がりを見せる大会だ。その空気感はイマイチつかみきれないのだが、なんかポーランドのバレーファンにとってのお祭りに近い感覚を覚える。
そもそもヴァグネル氏とは誰なのか?
綴りはHubert Wagnerなので、ワーグナーでもいいのかもしれないが、日本ではすでに下記のような本が出版されているので、ヴァグネル表記とさせていただいた。
バレーボール/ゴールド・メダルへの挑戦―H.ヴァグネル物語(モントリオール五輪金メダル監督) (1978年)
- 作者: スビグニェフ・コセック,フーベルト・ヴァグネル,小原雅俊
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 1978/11
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ヴァグネル氏は、1976年、ポーランドがモントリオールオリンピックを優勝したときの監督。あだ名がハングマン(死刑執行人)というとおり、相当厳しい方だったようだ。当時のチームには伝説のヴォイトビッチやスコーレック、現イタリア代表のラスコのお父上もいた。実際の映像は見たことがないのだが、以前いただいたコメント主様が非常にお詳しいようなので、ゆっくりお話を聞いてみたいところでもある。
日本で言ってみれば、松平記念ともなろうか。まだまだお元気なのでずいぶん先の話になろうが。
欧州選手権まであと16日。有力どころをチェックしておきたい方はぜひ。