Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

もしVリーグがウェーバードラフト制だったら-2011



いうまでもありませんが、今日のエントリはあくまで想像、妄想です。ご注意ください。
先日、ポーランドが国内リーグで、アメリカプロスポーツのようなドラフトを行うことになるだろうというニュースがありました。
Plus Liga like NBA, NHL, NFL - Volleyball on Volley Country
ドラフトは基本的にリーグの戦力均一化を求めて行われます。リーグの繁栄は戦力が均衡した戦いを続けること、というのはアメリカのプロスポーツの考えですが、基本的に間違っていないと思います。どのチームにも優勝の可能性がある、というのはいろんなチームにファンが付きやすくなると思います。Vリーグは選手の獲得に関しては自由獲得競争(まぁ、自由というのもちょっとニュアンスが違う気がする)が行われているわけですが、今日はもしVリーグがドラフト制を、しかも抽選なしで下位から選手を指名できるウェーバードラフトをした場合です。


まぁ、なにぶん無理がある話ですが、あくまで遊びです。そもそもプレミアだけでいいのかといった問題はあるわけですが、今回はプレミアのみで大学4年生のみを対象としました。昨年の順位を参考に下位から指名というスタイル。奇数巡は順位の下から、偶数巡は上からという方式で行います。来年○○がいるからといった考えはなしに現状の各チームの補強ポイントをメインにシミュレーションしてみました。いやぁ、なかなかむずかしかった。○○をとったら、あそこが□□をとらざるを得なくなるとか、駆け引きまで想像しているとなかなか楽しいことになります。ですので、一応指名順は書きましたが、純粋な順列ではなく、非常に入り組んだものになっています。なので1位が変わってくると全体の順位も大きく変動するということはご了承ください。

指名方向 1巡目 2巡目 3巡目
大分三好 1位 伊藤康隆(順天堂) 16位 松岡祐太(愛知学院) 17位 衞藤英興(大阪産業)
FC東京 2位 安永拓弥(東海) 15位 橋本大智(東亜) 18位 衞藤拓磨(筑波)
豊田合成 3位 小澤翔(東海) 14位 大矢佳祐(東海) 19位 佐藤大佑(国際武道)
JT 4位 塩田達也(東海) 13位 白岩直也(中央) 20位 古賀太一郎(国際武道)
パナソニック 5位 千々木駿介(中央) 12位 高橋駿(中央) 21位 細川優樹(仙台)
東レ 6位 小林哲也(日本体育) 11位 岡村義郎(中央) 22位 木原忠相(筑波)
サントリー 7位 阿部領太(東亜) 10位 川口翔太郎(大阪産業) 23位 塩田茂勲(明治)
8位 田中紀幸(法政) 9位 梅野聡(日本体育) 24位 井口拓也(日本体育)


実際もしプロ野球方式のドラフトだったらこんな感じになると思います。
抽選は、基本的にありえませんが、すべて上位が当たるという仮定をもとにシミュレーションしてみました。

1位 外れ1位 2位 外れ2位
大分三好 伊藤康隆(順天堂) 千々木駿介(中央) 阿部領太(東亜) 川口翔太郎(大阪産業) 衞藤英興(大阪産業)
FC東京 塩田達也(東海) 高橋駿(中央) 川口翔太郎(大阪産業)
豊田合成 伊藤康隆(順天堂) 小澤翔(東海) 大矢佳祐(東海)
JT 安永拓弥(東海) 岡村義郎(中央) 白岩直也(中央)
パナソニック 安永拓弥(東海) 千々木駿介(中央) 塩田茂勲(明治)
東レ 塩田達也(東海) 小林哲也(日本体育)
サントリー 安永拓弥(東海) 田中紀幸(法政)
伊藤康隆(順天堂) 梅野聡(日本体育)


うーん、こっちのほうが考えるのはなかなか難しかった。あそこがああくるからうちはこうだ!みたいな駆け引きが多そうなので、想像しきれない部分が大きかったように思います。


ま、大多数が企業の社員となる現状では、実際はあり得ない話ですが、いずれbjのようなスタイルになればなくはない話。選手が入りたいチームに入れないという問題はあるのですが、どこに入っても面白い、というリーグになってくれればいい話です。