Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

トリオde全日本〜この3人が並んだら?〜



たとえばベスト6を考えようとか、理想の全日本を考えようとすると、どうしても全体のバランスに重きを置いてしまいます*1。この面子だと攻撃力はあるけどサーブレシーブができないだとか、サイドアウトは何とかなりそうだけど、ブレイクできないとか。小さすぎるとかetc。どうせならシチュエーションを限定してしまって、妄想遊びをしたらおもしろいんじゃないか企画。でも6人考えるの面倒だから、前衛後衛なりで分けてしまって3人を選出。
6人選んでしまったもいいんでしょうけどね。サーブだけで選ぶベスト6とか。なんか3人の方が全体を考えないで良いぶん、バリエーションが豊富な気がしました。どうしても6人を考えてしまうと、実際のゲームでの運用が頭をよぎってしまうのです。
一応、ポジションというのは加味してます。3人選ぶにしても必ずサイド、ミドル(リベロ)、セッター(オポ)になるようにはなっています。あくまで基本的にはね。


偏ったテーマでの選考もありますが、普遍的なテーマでも選びました。そこはみなさんまた違った選手を選ぶでしょう。
それがまたおもしろいかなと。

絶対ブロック通さないんじゃないか?前衛トリオ:石島(堺)、山村(サン)、出耒田(筑波)

どちらかといえば、ブロックそのものの効果よりは威圧感、与えるプレッシャーで選考。
この3人並んでしまったら、中途半端なセッターであればちびってしまうこと間違いなし。
あぁ、意識していなかったがみんな筑波のミドル経験者じゃないか。

絶対サーブレシーブ返せるんじゃないか?トリオ:高橋和(大分)、古賀(豊田)、谷村(パナ)

基本的には「サーブレシーブはセンス」論者です。
ただ厳密にはセンス+経験だと思っています。どんなに下手でも10年継続して経験を積められればサーブレシーブは上手いといわれる選手になれると思います。ただ小中高から日本一を目指してしまう日本のバレーシステムではなかなか大きい選手が若い時分からサーブレシーブを継続してできないというのは大きな問題。

絶対ディグ落ちないんじゃないか?後衛トリオ:永野(パナ)、石島(堺)、山岡(東京)

この3人のディグは本当に天才的だと思います。なんというんでしょう、位置取りがうまい選手もいます。技術が優れ、当たれば高確率で上がる選手もほかにいます。ただこの3人に関しては、なぜそこにいる?なぜそれが上がる?というちょっとファンタスティックな要素がある気がします。

絶対サイドアウトとれるんじゃないか?前衛トリオ:福澤(パナ)、前田(東京)、松岡(堺)

どうしても一点だけ欲しい。相手は初見という前提で選出。あくまでサイドアウトをカチッととるだけならね。
オポは意外性で松岡選手を。もし逆足のサウスポーとかいたら問答無用で選出したんですけど。
まぁ、ここは一番意見が分かれるところかもしれません。

うるさすぎて、相手が嫌になってしょうがない前衛トリオ:高松(豊田)、篠田(東レ)、小澤(JT)

「あつくるしさ」で選出。3人並んだら相手セッターに野次攻撃しつつ、ノムさん攻撃しつつ、超音波攻撃ありのかなりの布陣。
坂梨は残念ながらポジション的にかみ合わず不選出。

絶対この3人のサーブ続いたら嫌だろ?トリオ:越川(サン)、椿山(つく)、高橋寛(大分)

越川選手は言わずもがな。ただサイドは鈴木悠選手、高橋和と迷ったところ。
ミドル枠は内藤選手、富松選手をいれるだとか、フローターでも横田選手や近選手も効果的だなぁ、と思いつつ、あくまで「嫌」なのは椿山、というのが選出理由。
たぶん今、日本人でフローターサーブが一番恐ろしいのは高橋寛選手かなと個人的には思います。


皆さんのトリオや変わったテーマのトリオがあったら、ぜひ教えてください。

*1:年末のやつは度外視してます。