2015/16欧州チャンピオンズリーグ第1週ドリームチーム
さて、Vリーグも始まり、クラブの季節ですな。
ヨーロッパでもチャンピオンズリーグが開幕。各チーム1試合を終えた。
この大会では毎週ドリームチームが決められるので、毎週それをまとめつつ、ちょっといろんな雑感を交えていろんな海外の選手を紹介していきたい。
セッター | K.ショージ | アルカス・イズミル(トルコ) | アメリカ |
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オポジット | I.ザイツェフ | ディナモ・モスクワ(ロシア) | イタリア |
アウトサイド | M.ミカ | ロトス・トレフル・グダニスク(ポーランド) | ポーランド |
アウトサイド | A.シリフカ | アセッコ・レソビア・ジェシュフ(ポーランド) | ポーランド |
ミドル | D.スミス | トゥールVB(フランス) | アメリカ |
ミドル | M.コルソン | バレー・アッセ-レニク(ベルギー) | ベルギー |
リベロ | J.グレベンニコフ | クチーネ・ルーベ・チビタノーバ(イタリア) | フランス |
というわけでいくつか雑感を。クラブ解説なんかを交えながら。
アルカス-ベルリンはフルで見た。確かにショージよかった。レセプションはそこまでよくなかったんだけど、長いサイドへのトスの精度が抜群。
ちなみにアルカスはフェネルバフチェとかガラタサライとか総合型のスポーツクラブが結構滅茶苦茶な経営してるなか、アルカスという船舶企業が出資してしっかりとした経営をしてるクラブ。カナダ代表の監督も務めるホーグが監督に就いてもう5年目か6年目を迎える。フランスのルジエなんかもいる。
しかしながら、アルカスは国内リーグ3連敗。動画が見られていないので何とも言えないが、何が起こっているんだろう。
ザイツェフは昨シーズン、ロシア1年目ということもあって振るわなかったが、今シーズンはスタートからフル回転。というよりは昨季の不振が故障の要因が大きかったのだろう。
ディナモというのは旧東側のクラブによく見られる秘密警察のクラブがもとになっている。やっぱり同様に鉄道系のクラブだったり、陸軍のクラブだったり、共産党系のクラブがもちろん経営方式を変えて今も残っている。
サイドは二人ともポーランド。ミカは特にいうことはないが、シリフカ君がもうね、ここに入ってくるというのがうれしいですな。石川君と同級生の左利きアウトサイド。リネールとの左利き対角がはやく見たいわー。
https://www.youtube.com/watch?v=6QC-6-o8O4k
ポーランドは電力会社とか炭鉱系とか銅企業といった旧公社系がメインスポンサーになっているチームが多い。
グダニスクのスポンサー、ロトスは石油会社、レソビアのスポンサー、アセッコはシステムテクノロジーの会社。
ミドルはスミスとコルソン。
スミスがいれば、リーが引退してもアメリカのミドルは今後も安泰ですわな。というレベルの選手。数年したらトップクラブに移籍するんじゃなかろうか。サーブもいいし、なによりブロックが綺麗。
フランスはもちろん今はプロクラブなんだけど、大学のクラブが発展したものというのが結構多い。
コルソンという選手は知らなかったんだけど、ベルギーはヴェルフィースもヴァンデヴォールデなんかもそうなんだけど、ゴッツい感じのいいミドルがいっぱいいるなー。
グレベンニコフはまぁ、今更なので。
チビタノーバは3年前はマチェラータというチームがホームをお引越ししたので、チームの名前が変わったもの。
今までの体育館では、大きい大会が開けなかったため、大きい体育館に引っ越した。多分今年のチャンピオンズリーグのファイナルはカザンかチビタノーバで開かれるんじゃなかろうか。