Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

2015/16欧州チャンピオンズリーグ第4週ドリームチーム



最近、あまり書く気力がないが、この定例ネタだけは一応。
とはいっても、試合はすべて先週行われた。1週間遅れになる。
天皇杯とか書きたいんだけど、いまいち書けない。若い力が眩しすぎるのかなぁ。


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セッター S.アンティプキン ベルゴリエ・ベルゴロド(ロシア) ロシア
オポジット R.セペダ パオク・テッサロニキ(ギリシャ) キューバ
アウトサイド B.ガイラー VfBフリードリヒスハーフェン(ドイツ) フランス
アウトサイド T.クリスコ デュクラ・リベレツ(チェコ) スロバキア
ミドル A.グツァリュク ゼニト・カザン(ロシア) ロシア
ミドル B.ガヴリジェフスキ ロトス・トレフル・グダンスク(ポーランド) ポーランド
リベロ H.エノ トゥールVB(フランス) フランス


アンティプキンはロシアの中では個人的に好きなセッターなんだけど、なかなか代表までいかない。もうそんな若くないけどコロディンスキーよりは上だろと。
それにしてもロシアのクラブは財政的に危なくなってきてる。今健全な経営ができてるクラブはカザンとモスクワくらいしかないんじゃなかろうか。あのベルゴリエがこの面子というのもなかなか悲しいものがある。


セペダはあまり詳しくないけどもしかしたらちゃんと正規ルートを通して初めて海外でプレーするキューバ人なのかも。基本的にキューバは海外に出たら代表には入れないのだが、セペダは戻ってこれるようなにおいがする。それにしてもキューバの左利きってなんでキレッキレなのが多いのだろう。
パオクはサッカークラブがメインで、世界でも有数のちょっとイッちゃってるサポーターを持つクラブ。バレー会場でも多いに暴れまわっている。「PAOK」で画像検索したら大体発煙筒が焚かれている画像ではないだろうか。


あんまりフランス人ぽくないガイラーだが、お父さんもお母さんも元フランス代表というサラブレッド。フランスはこういう親子プレイヤーやたら多いんだけど、これはたぶん国内での不人気の証なんだろうなと思う。プレーヤーのすそ野がそもそも広くないんじゃないかと。ティリなんかに至っては、親子三代でフランス代表ってこれもう異常だよ。
フリードリッヒスハーフェンは個人的に好きなクラブの一つ。なんといっても目の付け所がシャープ。ほかのクラブが目をつけない才能を持つ選手を見つけてきて、高く移籍させるというスタイルを持っている。今のチームにもトリニダードトバゴの選手やルーマニア(まぁ、これは監督がルーマニア人というのが大きい)といった国の選手がいる。ムン・ソンミンがいたこともあるし、石川君とか若い優秀な選手が海外行くならこういうクラブがスタートとして悪くないのではないかと思う。そもそもドイツは外国人枠がないし、チャンピオンズリーグに出られるというのも大きなメリットだ。



クリスコ。0-3で負けたチームから選ぶかねと思ったものだが。
デュクラはチェコの軍系のクラブなんだけど、4試合終えてわずか得セット1。チャンピオンズリーグといえば聞こえはいいが、実際しんどいレベルのチームがいないわけではない。サッカーのチャンピオンズリーグみたく予備予選みたいなことを行った方がよりエキサイティングなゲームが見られると思うのだが。



GAWRYSZEWSKI。先週に続き、難読さんが登場。勢いで「ガヴリジェフスキ」と表記してしまったが、よくわからない。どちらかというとムーサビ代表されるようなしなやか系のミドル。
なかなかイケメンですな。
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エノももう39歳。好みの話でいえば、セルジオよりもエノの方が好き。
セルジオを「動」とするなら、エノは「静」のイメージ。「静」といっても、動かないというよりは、スッと位置がとれるんだよなぁ。もうあの動きはなんなんだろう。


ヨーロッパのオリンピック予選を挟むため、次節まで1か月程度、間が空きます。
日本に来るのはどのチームになりますかね。