Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

きょうのセッターその5 キム・ホチョル



https://upload.wikimedia.org/wikipedia/it/9/92/Kim_Ho-chul%2C_Paolo_Merlo_-_Jockey_Deroma_Schio_1993-94.jpg

www.youtube.com

www.youtube.com
(ヒュンダイ。白チーム9番)
セリエAで優勝した後、韓国のチームに戻ってきてプレーしているときのもの。


www.youtube.com
(トレビソ、赤黄チームの9番。)
キムホチョルと同じくらいちっちゃいアナスタージが決める決める。


韓国の誇るレジェンドセッター、キム・ホチョル。前韓国代表監督である。
イタリアで約10シーズンプレーし、2回の優勝を果たし、引退後そのままセリエAの監督まで務めた。プレーしたのは30年以上前であるが、いまだにセリエAでもっとも成功したアジア人といっても過言ではないだろう。もちろん数年後には石川君がその座を奪えることを期待しているが。


175㎝ながらも、多彩なリズムと球離れの良さで、ブロックの枚数を減らしつつ、正確なセットをしている。
猫田氏の影響からか、ネットに背を向けたままのセットも多い。トリッキーかつ正確。
韓国国内では「コンピューターセッター」、イタリアでは「魔術師」、「黄金の手」と呼ばれたそうだ。


イタリアで監督まで務め、韓国に帰った後もいろんなチームの監督をしたわけだが、韓国語版ウィキペディアには、やれ試合でボロ負けした後に夜遅くまで練習しただ、やれ地獄特訓(直訳)を課しただ、本当にヨーロッパ帰りなのかというなかなか香ばしい内容が書かれている。
韓国は恐ろしいですよ…