ブラジルスーパーリーガの面白いルール
各国のリーグが開幕する中、ブラジルは少し遅めのスタートとなるが、そんなブラジルのトップリーグ、スーパーリーガのちょっと珍しいルールを紹介する。
このシステムは各チームの均衡と若手選手の育成をはかるために、各選手に評価点としてポイントをつけ、チームの合計点を制限するというもの。そうやって、選手の力を数値化することによってスポンサーも付きやすくしてるみたい。
Texto do ranking masculino(ポルトガル語。ワードファイル注意)
各選手は実績や年齢に応じて、運営側から1〜7点に設定されている。
ジバ、ダンテなどナショナルチームのレギュラークラスは当然7点がつけられている。
今年のランキングはこちら。
Ranking masculino(エクセルファイル注意)
たとえば日本にいた選手だとNECにいたアンデルソン、パナソニックにいたナウベルチは6点。合成にいたビッタール・ファビアノ、東レにいたレアンドロ、堺にいたピントが4点。NECにいたボイことエベルトン・コンセイソンは2点にランク付けされている。ちなみに今年サントリーに来るテオは4点、同じくパナソニックのジョン・パウロも4点にランク付け。
そして各チームは、チームの合計点を32点以下にしなければならないということらしい。
また細かいルールもあり、7点の選手は最高3人まで、しかもそのうち一人は出戻りに限るとされている。
外国人選手は自動的に7点なのか?微妙なポルトガル語のニュアンスがどうもわからない。わかる方がいたら教えて欲しい。
他にもたとえばサントリーにいたレオとか、パナにいたフェリペも実力的には当然このランキングには入っているはずだけど、入ってないのはどういうことだろう。なにか他のルールがあるのだろう、きっと。
また17歳以下の選手については0点に設定されており、若年層を使いやすいボーナスシステムもある。
なかなかおもしろいルールだと思う。
日本じゃ難しいかなー。当然移籍がないので、こんな点数つけることの意味がそんなにない。
7点の選手の半分は代表に入ってないなんてことに日本ならなりえちゃうし。
話は変わるが、この土日、東アジア競技大会に出るメンバーが堺で練習試合をしている。
レポなどを読んでだいたいの陣容はつかめてきたが、公式発表があってから、エントリーを書きたいと思う。