2010海外移籍動向
ヨーロッパのマーケットもそろそろ佳境。多くのトップチームはその陣容を固めようとしています。
越川選手もパドヴァへの残留が決まったようで何より。今年はA1に昇格できるといいのですが。
2010年の主なチームの移籍は以下から確認できます。
イタリア以外のヨーロッパ、ブラジル
イタリア
特筆すべき流れとしては数人(ヴォルコフ、ベレジュコ)ですが、ロシアのトッププレイヤーがイタリアに移籍しました。ロシアマネーの隆盛も終わったという事なのか、高いレベルを求めてきたのか。
また、財政難にあえぐギリシャからは多くのスター外国人選手が流失しています。ミリュコビッチやサミカ、アガメス、ザグムニといった選手がギリシャをあとにしています。さすがに未払いの問題なども出てくるでしょうから、当然と言えば当然。ギリシャリーグのレベルは一気に下がるかも知れません。
そしてギリシャからの流入をはじめ、多くのトップ選手を引き入れたのがトルコ。前述のミリュコビッチをはじめ、マルシャルにアガメス、ブラヴォ、グルーシュカ、フォカ、ティッシャーなどなど世界のスター選手が集まりつつあります。特にミリュコビッチとマルシャルを擁するフェネルバフチェはチャンピオンズリーグで台風の目となるかも知れません。
それでは、日本になじみのある外国人選手で今年移籍した選手を見てみましょう。
ジョンパウロ[パナソニック→シメド(ブラジル)]
アンデルソン[ゼシ(ブラジル)→シメド(ブラジル)]
去年のパナソニックの外国人選手ジョンパウロは昨年のブラジル王者であるシメドへの移籍が内定。NECの核弾頭だったアンデルソンと同じチームになります。
ビッタール・ファビアノ“トゥバ”[バレーブラジル→ピネイロス(ブラジル)]
豊田合成にいたスゴいパワーを見せたファビアノ、通称トゥバはジバ、グスタボなどを擁するスター軍団、ピネイロスへ。このチームにはすでにサントリーのオポだったレオナルド・メロがいるのですが、それに対する補強のようです。日本にいたときは全く逆の評価だったんですが。