Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

グラチャン ブラジル戦 そして



日本としてはそこまで悪くない試合だったとは思う。
安直なプレーもいくつか出ていたが、それはブラジルも。最終日はこんなもんだろう。
事故のような1セット目を除けば、そこそこブラジルを焦らせることは出来たと思う。
しかし、その要因は今日も米山効果。
米山が入れば、チームは落ち着くし、パスが入ることでサイドアウトは楽になるが、残念ながら競るところまでしかいかない。
負けても銅だったんだから、福澤に我慢をさせてみたかった。まさか決定率を下げないためとか言わないでしょうね。
福澤のベストスパイカー賞はもちろん賞賛に値するが、もう一歩の成長を望む。

今日は終始コンビがあっていなかったが、クイックでもう少しプレッシャーを与えられていたら、もう少し違った結果になったかもしれない。

ブラジルも今季の国際大会はすべて制したわけだが、苦労のあとが伺える。
一時期の圧倒的なまでのバレーは影を潜めているが、その最大の理由はやはりセッターだろう。
リカルドがあげていたときに感じた、どこまででも行けそうなバレーは見られなかった。
残念ながら、これ以上ののびしろはちょっと感じられない。キューバが経験を積むまで、どこまで世界一を守れるか。

数日前からずっとうんざりしてるが、16年前に始まった大会のメダルで、32年ぶりだなんだは、ばかばかしいとしか言いようがない。
ただメダル自体は大変ほめられるものだと思う。
次は三大大会でのメダルを期待する。

さて、グラチャンが終われば、インカレとVリーグが始まる。
Vリーグサイトでも、そのインカレを戦う選手が内定選手として続々と登録されている。
すでに発表のあった東レ(古田)、堺(坂梨、内藤、今村)、FC東京(土屋、木村、長内)のほかに新たにパナソニックには東亜大学の伊東選手。パスもそこそこ出来て、バックアタックが魅力のオールラウンダー。
サントリーには、愛知学院大の長身セッター武市選手。愛知学院はやんごとなき事情でほとんど見ることが出来なかったので、最近のプレーはよく知らない。高知県初のプレミアリーガー。長山君はざんねんでした(SPORTS COMMUNICATIONS - 長山拓未(中央大学男子バレーボール部/高知県高知市出身)第1回「真の負けず嫌い」)。
(追記:FC東京にいる、高校の先輩Vリーガーを忘れてました。お詫びして訂正します。)

バレーボールは国際大会だけではありません。