2010世界選手権初日
A組
エジプト-イラン 3-0(25-21,25-17,25-21)
アジアカップを制したイランに対して、サービスエース12本でエジプトの圧勝と相成った。セット4本のサービスエースはこれはもう脅威である。特におそらく世界1,2位のサーブであろうセッター、アブダラが5本のエース。加えて左利きのサラーハも好調の様子。全日本にとっても厳しい相手になりそうである。
イタリア-日本 3-0(25-20,25-16,25-14)
とりあえず第1戦は日本戦をとりあえず見た。地元イタリアの緒戦だけあって、11000人強収容の体育館は満員。ニッポン!のコールが聞こえるくらい日本人の姿も結構見られた。ゲームは序盤から全く相手にならず。フローターに崩れ、ジャンプに崩れ、Bパスからのバリエーションを欠き、福澤は決まらず、石島にはトスも上がらない。セッター阿部にとっては今年初の公式戦。清水清水のトスワークも致し方ないのか。なんといっても問題があるのは「準備」なのだ。清水は決まっていたが、イタリアがセンターエリアのブロックを薄めにして、清水を押さえ込んだ。ジエンド。ポイントであったサーブもミスを連発と、光すら見えなかった感がある。ただイランにさえ勝てば2次ラウンドの目がある。イラン戦、正念場か。
B組
ブラジル-チュニジア 3-0(25-14,25-21,25-14)
俄然優勝候補のブラジル、全員出場で危なげない勝利だが、懸念は体調不良でベンチを外れたセッターのマーロン。レゼンデは選手の入れ替えを要求したというからよっぽどか。9試合の長丁場、しかも2枚替えを多用するチームなだけに不安が大きい。レゼンデがアキレス腱切ったまんま優勝してもそれはそれですごいが。コート脇で騒ぐレゼンデが見られないのもこの大会の楽しみが一つ減った。
C組
D組
ヴェネズエラ-アルゼンチン 0-3(23-25,17-25,18-25)
全チームアメリカ大陸というなんとも恣意的なプール。3-0とは意外な結果。ヴェネズエラはゴメスの不在が大きいか。アルゼンチンも若手への切り替えがうまくいったようだ。かなり若返ってる。2008OQTの時の選手でスタメンは一人もいないもんなー。ダークホースになり得るか。
アメリカ-メキシコ 3-2(22-25,19-25,25-18,25-22,15-11)
ここも意外な結果。ただアメリカは事前の練習試合をほとんどしなかったので、妥当な結果か。メキシコ38歳コントレラスが活躍。確か代表引退してなかったっけ?アメリカは主力と思われたプリディーがベンチアウト。調整中か?フルメンバー揃ったら怖いな。このプールは読めない。