Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

April Hope



例年なら、ふざけたことをやっているやっているわけですが、今年はApril Hopeのような気がします。

青森、岩手、宮城、福島、千葉、茨城、6つのバレーボール協会が共催する東日本復興特別試合のメンバーが決まった。

虹チーム(関東、福島)

セッター 今村駿(堺、千葉県印西市
オポジット 上場雄也(F東京、千葉県松戸市
サイド 阿部篤史(F東京、福島県白河市
サイド 柴田恭兵サントリー茨城県筑西市
ミドル 坂本雄一郎(サントリー茨城県潮来市
ミドル 篠田歩東レ、千葉県我孫子市
リベロ 酒井大祐JT福島県南相馬市
控え 石川健(つくば、茨城県土浦市
控え 岩井浩二(富士通、千葉県船橋市
控え 菊池孝一(つくば、茨城県ひたちなか市
控え 内藤和也(堺、千葉県印西市
控え 小川将司(つくば、千葉県印西市

夢チーム(東北+阿部セッター)

セッター 阿部裕太東レ茨城県ひたちなか市
オポジット 高橋賢行(つくば、岩手県滝沢村)
サイド 鎌田智勝(F東京、宮城県加美町
サイド 柴小屋康行(サントリー宮城県仙台市
ミドル 富松崇彰東レ、宮崎県大崎市
ミドル 佐藤和哉(豊田合成宮城県栗原市
リベロ 三上圭治郎(F東京、宮城県大崎市
控え 福田裕三(F東京、宮城県大崎市
控え 相澤寿(東レ宮城県大崎市
控え 新妻知之(東京トヨペ、宮城県仙台市


栄村を中心とした長野県、富士宮と中心とした静岡県、秋田県山形県新潟県、北海道、東日本全体ももちろん震災の大きな影響を受けたことに違いありませんが、今回は上記の県に限らせていただきました。お気を悪くなされた方がいたら、大変申し訳ありません。また上記の県出身の選手の中には入れられなかった選手もいます。ご了承ください。


ただ、今回こういった希望は述べましたが、これはあくまで個人的な希望的妄想であります。サッカー協会があんなにすばらしいチャリティマッチをしたのだから、バレー界もなにかしないの?と急かしたりする気はまったくありませんし、したくありません。隣の芝は青いといいますが、あれはもとからして、あまりに青すぎるのです。どんなに小さな組織でも今回の震災を受けて、なんらかのアクションを起こそうとしているはずです。それはとても小さいことかもしれません。まだまだ計画中かもしれません。出来ることに当然、差はありますが、こういう時に、なにかしようと起こしたアクションを批判する権利は誰にもありません(まぁ、方向性を問う必要はあるでしょうが)。ただ、今回、サッカー界にこの20年でつけられた差を実感したことは間違いないのですが。




もちろんこのメンツで今すぐ出来ることではありません。当然ご実家の家族が何らかの被害を受け、バレーどころの騒ぎではない選手が何人もいることと思います。いつかこのメンバーで笑ってバレーを出来る日こそが復興にある程度の目処が立った日といえるかもしれません。