Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

パンパシと怖い選手と。



今週末はパンパシ、来週には東日本インカレ(組み合わせ)と大学関連のバレーイベントが続く。やっと大学バレー界も本格的に動き出すな、といったところだ。


今日はパンパシのメンバーについて。

ジュニアの影響だろう、監督が代わり、昨年のパンパシのメンバーからは実に7人が変わった。
もちろん怪我の影響もあるだろうし、教育実習等の影響もあり、ユニバではメンバー変更があるという。


ただ東亜出身が3人抜ける(ユニバで見れば4人抜け)というのは、監督の志向というのが当然存在しているだろう。
今回のパンパシメンバーを見て思ったことは「全体的にソツがない」ということだ。
小澤は若干違う部分もあるが、どのサイドもスパイクがいい、サーブレシーブもできる、ブロックもうまい、サーブも強い。ただ何が売りといわれると困ってしまう。たしかにみんなうまい。うまいけど、正直言うと怖くない。こんなことを言うと各所からお叱りを受けそうであるが。


抜けた古田、高松といったアタッカーが多少荒いが、はまると怖い選手だから、より一層そう思うのだろう。坂梨も当然リベロとしても優秀であったが、なにより彼が持つムードはチームにとって大きな武器であったように思う。
なんていうのだろう、今年のチームには、いい意味でも悪い意味でも、波がなさそうな印象を受ける。


一方のジュニアが、昨年のメンバーから、抜群の明るさの細中、独特のプレーが面白い上地といういわば一芸採用に近いオプション重視のメンバー変更をしたことも、先ほどの感想をより補強しているように思う。
もともとからはジュニアは個性豊かな面子がそろっている。ジュニアとはいえ、170cm台のアタッカーが二人もいるチームなんて、世界ジュニアに出るどのチームを見回してもないだろう。別に、ユニバが没個性とかそういうことをいいたいわけではないので、あしからず。


当然ソツがないチーム、荒いが怖いチーム、どちらがいいかなんてわからない。別に、全員がどちらかに偏っているわけでもないわけだし。
ただ、今回監督である徳永先生の武大とは、チームカラーとしては真逆の人選だなぁなんてことを思ったりして・・・。