いい加減、アンテナの外とか中とかわかりにくいねん
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バレーボールガイドさんのフェイスブックでは、ありえないほどボールがつながるナイスラリーの映像がよく紹介されるのでいつも見ています。以下にあげる動画。確かにすごいはすごいプレーなのですが、ちょっとおかしくないですか。
www.youtube.com
http://www.youtube.com/watch?v=M_IHU8nsnLwwww.youtube.com
ちなみに上の動画の右にいるのはモンタニャーニ監督。
上の動画の29秒くらいのプレーと下の動画の11秒くらいのプレー。ブロックに当たったボールがあっちに行っている時点でアウトオブバウンズだと思うんですけど、なんか特例ルールみたいのありましたっけ?どなたか、審判の方、教えていただけるとうれしいです。なんかこういうケースではやたら笛が吹かれないような気がしてます。
とりあえず、よくわからんという方のために、以前、個人的バレーボール最大の謎というエントリを書いたときに好評?だった図解でやっていきたいと思います。
そういえば、「出身地の時はやっつけなくせに図がちゃんとしてて、なんでコートに7人の時はやたら熱く語ってるくせに図がおざなりやねん」というお叱りをいただきました。確かにそのとおりなんですけどね、今回は適当図ですww
まず、アウトオブバウンズの基本的な考え方は以下のようになります。
アンテナの内側を通ったボールは相手のコート外だとしても触ったらアウト扱い。アンテナの外側を通ったボールを内側を通して返してもアウト。
ただ動画のプレーは、上図の一番左のケースに当てはまるのでアウトになると思うんですが…
おそらく審判も、すごいプレーだしつながっちゃってるから笛を吹くに吹けない状態に陥ってしまったのではないかと推察しています。エンタテイメント的には正解だと思うのですが、ルールがある以上はやはりきちんとすべきだと思うんですけどね。
ここからは誰が聞いてくれることもない提言なんですけど、コートの外から返ってくる場合のアンテナの概念はもうなくしません?
相手にボールを渡すときは9m内を通さければいけないという部分だけ残して、アンテナの外を通ろうが中を通ろうが、つながればOKみたいなほうが単純に面白いと思います。
「あのプレーはなんでだめなの?」と一般の方に聞かれたときに口頭だけで説明するとなると、こちらもこんがらがってしまいます。
そうなったらなったで、たとえば相手側から自分のコートに返すときに相手が触るのはいいのか、とかそれはそれで厄介な問題がいろいろ出てくるとは思いますけど。