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Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

21点制はなんだか気持ち悪い件



先週から始まったヨーロッパリーグ(ワールドリーグのヨーロッパ版みたいなもの)では、新たにラリーポイント21点制がテストされています(5セット目は15点)。ヨーロッパリーグlaolaでほとんどの試合を見ることができます。


ちなみにテクニカルタイムアウトはどちらかが12点に達したときの一回のみ。
以前も話したと思いますが、やはりテレビサイズの2時間に収まるようにという目的からでしょう。現行ルールではフルセットではほぼ確実に2時間越えしてしまいますから。
副審の後ろの席にはPCのディスプレイが据えられ、ラリー間の笛と笛の間が10秒で収まるようにカウントダウンもしていました。徹底した時間削減テストというわけです。

何が気持ち悪いのかといえば、やはりゲームの淡白感でしょう。
もちろん確率論からいえば、序盤から点数を引き離したほうが圧倒的に有利です。しかしながら25点制では見られた、いわゆる布石を打つプレーがほとんどないんですよね。
サイドアウト制からラリーポイント制になったときよりは軽いものですが、もう終わり?というなんだか気持ち悪い感じが拭えません。


面白いのは、パッと見ではあるんですが点差が開くセット、大差で終わるセットが多いんですよね。もちろんもっとサンプルが増えた段階で平均とってみないと断言はできませんが、ゴールが近い分、数点離れた段階であきらめてしまうパターンが多いのかもしれません。
あと、セットの入りが以前よりきつくなるぶん、もしかしたらチームの力差がはっきりでるんじゃないかという仮説を立てています。要するに様子見のラリーがなくなるので、より強いチームが序盤から点数をとっていくのではないかと。


もしかしたら、ラリーポイント導入当時ももしかしたらこのように大差のセットが多かったのかもしれません。このあたり誰か研究してみません?
もし21点制が正式採用されるとしても数年すれば、慣れて現状のようなゆったりとした流れになるのかもしれませんが。


どうもヨーロッパではこの点数にまつわるルールをいろいろ模索しているようで、ビーチのCEVサテライト(ヨーロッパの2部大会)のモンペリエ大会では本来21点3セット制のところ11点5セット制をテスト採用。

またポーランドでは、ヨーロッパ連盟主導ではないものの12月にスクラとポーランド代表のテストマッチを15点5セット先取!で行うとのこと。これなら短いし、CMの時間いっぱいあるよ!ということらしいですが…フルセットになったら9セットですよ…



このあたりの流れにはFIVB内の主導権争いなんかもちょっとあるんじゃないかなぁと疑っています。
なんにしろおもしろくなればいいんですけど、結局は慣れだろというところがなんともいえないところです。