Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

グラチャン前夜



いよいよ明日からグラチャンが始まる。
それにしても初日からブラジル-キューバとは、決勝戦ではないか・・・
まず始めに順位予想から。
1.ブラジル
2.キューバ
3.ポーランド
4.エジプト
5.日本
6.イラン
と見てる。もし順位が入れ替わるとしたら、一番近いのはポーランドとエジプトだとも。

さて、日本も14人がやっとこさ発表された。
結局山村選手アウトで当初の予想とは裏腹に、大学生が全員14人入りという結果になった。
予想スタメンは以下。

清水 松本 福澤
石島 富松 宇佐美 田辺

ちょっと気になったのはミドル陣営の平均身長の低さ。ちょっと計算してみたら、全日本チームとVリーグ8チームと併せた9チームのミドル登録の平均身長ランキングで全日本は下から8番目だった。しかし、このランキングはビリが東レなので、そもそもの意味をなさない。で?って話になる。だが、日本はミドルが低いと解説なんかで散々言っておいてこれではなぁ。
そして、2〜3日前の練習では不在が伝えられていた、チームでは唯一のアタッキングパサーもメンバー入りした。
メンバー入り出来るくらいの軽微なケガだったのか、いや、その程度であれば体育館にいないのはおかしい。そう考えると可能性は憶測にすぎないがいくつかに絞られる。
もっとも懸念しているのは、チーム全体に影響を及ぼしかねないいま流行のアレだ。そうでないことを祈る。

グラチャンでは14人から試合ごとに12人を選ぶというのだから、順当に考えれば、安永、井上outなのだろう。
と考えると福澤のバックアップは八子ということに。こんなにもはやくこの文章が現実になるとは。

明日対戦するポーランドとは、昨年のワールドリーグ以来の対戦。昨年は1試合勝ち星をあげたが04と06のワールドリーグ、06世界選手権と、それ以前には勝った記憶がない。
ただ今回はそれから監督もカステラーニに変わり、メンツもがらりと変わったヤングチーム。ベテランは、グルシュカとプリンスキ、リベロぐらい。以前書いたように、欧州選手権ではしぶとい勝利といった方が正しい。日本が戦闘能力でまったくかなわないということはないだろう。
今回のチームで要注意なのは、もちろんユーロでMVPのグルシュカもだが、サイドのクレクだろう。グルシュカはどちらかといえば安定感が魅力の選手だが、クレクは若さもあってノせるとこわそう。八子と同じ88世代だ。(追記:どうやらグルシュカも来てないらしい)

ポーランド戦に勝てれば、イラン、エジプトと続き、3連勝の目も出てくる。
ただ負け越せば、女子が木村頼りだなんだ言われてように、清水頼り、福沢頼り、悔やまれる越川の離脱なんて言われるんだろうな、きっと。
しかしながら、日本戦以外をテレビで見る方法はないものか。