世界のバレーから〜ポーランド・トルコ編〜
いよいよヨーロッパのクラブシーズンが先週末開幕。イタリアもポーランドもドイツもトルコも始まった。ロシアはまだ。
ついこの間、世界選手権が終わったばかりだというのに、まったく忙しい人たちだ。
そんな直後でまだチームも作りきれていない開幕でどうチームを修正するのかがわかるリーグ序盤が一番好きだ。
もちろんプレーオフはまた話は別。
海外リーグレビューも今回で終わり。週末夜更かしすれば、試合のストリーミングも探せるかもなので、応援するチームを是非見つけてください。
ポーランド
世界選手権では組み合わせにも嫌われ、13位タイに終わったポーランド。
国内のバレーボール熱は非常に高い。バレーボールは1,2位を争うスポーツだ。
試合結果は以下で見られる。
PlusLiga
PGEスクラ・ベウハトゥフ(PGE SKRA BELCHATOW)
現在ポーランドリーグ6連覇中という本命中の本命。国営電力会社のPGEがメインスポンサーとなる。
昨年のメンツからほぼ変わりなく、スタメンのほとんどがポーランド代表というチーム。
ZAKSAケンジェジン=コジレ(ZAKSA KEDZIERZYN-KOZLE)
今年は大補強で一気に対抗馬に。
ヴェンギェル(JASTRZEBSKI WEGIEL)
アセッコ・レソビア(ASSECO RESOVIA RZESZOW)
トルコ
トルコリーグはそれほど高いレベルではないが、見ていただいてわかるように外国人選手のネームバリューは結構高い。それだけマネーもいいし、住みやすいという面があるのかもしれない。今年加入した多くの外国人選手はギリシャから流れてきた選手。ギリシャの経済破綻の影響で隣国であるトルコに流れたという見方が強い。
トルコ人選手に関する知識はほとんどないので、外国籍選手だけを列挙した。
トルコでは3人までの外国人選手登録ができるが、そのほとんどがアウトサイドとオポ。サイドの攻撃手を外国人まかせにしてしまっているので、トルコでも攻撃手が育たないという悩みは抱えているようだ。
僕はVリーグでも外国人選手増やした方がいい論者だが、無計画に枠だけ広げてしまうとこのような状態になってしまうのではないかという懸念もある。
試合結果は以下で
Türkiye Voleybol Federasyonu
フェネルバフチェ(FENERBAHCE ISTANBUL)
昨年の優勝チームだが、マルシャル、ミリュコビッチという両核弾頭を補強で一気にヨーロッパ戦線でもおもしろくなってきたわけだが、緒戦でいきなりつまづいた。