Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

2011年ベスト6



あくまで私的ですので、ご注意を。

サイド 米山裕太

はからずも3年連続の選出となってしまった。あのエジプト戦と中国戦、そして黒鷲旗でのMVPに。彼が素晴らしい選手なことに間違いはないのだが、彼の名前がここに上がり続けるようではいけないと思う。

サイド 川村慎二

昨期、崩壊しかけたパナソニックに歯止めをかけたのも、今年の天皇杯、決勝でのスタメンでチームを落ち着かせたのも、もうベテランの域に入ったこの選手の確実なプレーだったように思う。それにしてもいくつになってもさわやかだよなぁ。

オポジット 出耒田敬

小澤と迷ったのであるが久々、待望でもある右利きのスコアリングマシーンに。ワールドリーグの出場も良い経験になるとよいが。兎にも角にもこの貴重な若いタレントを酷使するのだけは避けたいことである。

ミドル 松本慶彦

ワールドカップでは高い決定率を残した。リードブロックの相手には高い効果をあげたが、やはりコミットしてきている相手に対してはいかんせん厳しい場面が多かった。リーグでもそのあたりの向上を期待したい。
実はサーブランキングでも全日本では清水選手の次点であった。

ミドル 白澤健児

このブロックはOQTで使わないときっと後悔する、と天皇杯決勝で思った。
あそこまで落ち着き払ったブロックをする選手を近年なかなか見ることが出来なかった。無駄な動きがなく、非常に怖いブロッカーになった。
ただ現状の代表を考えると3人目というチョイスになってしまうのは否めない。もし、候補に挙がればという話だが、富松選手とどちらかということになってしまおう。

セッター 山岡祐也

うーん、いなくて迷ったという感じ。シニア関連というのも癪だし、アンダー世代でもちょっと。
国体優勝と天皇杯準優勝に。この選手独特の間が好きだ。代表とかそういうのはさておいても、見ていておもしろいセッターだ。プレミア3年目の今期は、いろいろと楽しみなFC東京である。

リベロ 井手智

まだまだ今すぐどうこうという選手ではないだろうが、世界ジュニア、特に拾いあいで勝ったブラジル戦での健闘とこの記事に。
田辺、坂梨と好リベロを輩出している東亜大で、さらなるスキルアップを期待しよう。

各次点(ノミネート)

サイド:、石島雄介、米山達也、手塚大
オポ:上場雄也、小澤翔
ミドル:篠田歩
セッター:なし
リベロ:永野健、坂梨朋彦