Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

2014ワールドリーグ予選(入れ替え戦)予想



さて、8月ももうすぐ半ばだというのに全く情報が表に出てこないワールドリーグの入れ替え戦情報を探っていきたいと思います。
定例エントリですが、もうこんなエントリを書かなくていいチームになってほしいですね。


ホントに情報がないんですよね。そもそもやるのかどうなのかよくわからない始末。
とりあえず、やるだろうっていう根拠になっているのがこのFIVBのこの記事。
Belgium win European League to make it to World League Intercontinental Qualification Round | FIVB - Press release
ベルギーが、ヨーロッパリーグで優勝して、ワールドリーグ入れ替え戦の出場権を得ましたよという記事。


というわけで、どなたが作ったかわからないwikipediaのページにもベルギーだけは挑戦者として上がっている状況。
2014 FIVB Volleyball World League qualification - Wikipedia, the free encyclopedia


というわけでとりあえずベルギーの協会?のページを調べに行ってみました。

7月25日の記事

Oefenprogramma nationale ploegen | TopVolley Belgium
えー、オランダ語なのでgoogle先生にお聞きすると、どうやら入れ替え戦は8月22日から25日でやるらしいよと。ベルギープエルトリコベネズエラ、ドミニカ共が日本への挑戦権を争うらしいよと言われたのですが、そういうことでいいんでしょうか。詳しいことは7月31日に決まるみたいとこの記事では言っています。

えー、こっち側とやっちゃうんだー。
以前、twitterでつぶやいたのですが、例年であれば基本的入れ替え戦は同じ地域で当たるようにして、地域ごとのチーム数があまり変動しないようにしてきたように思います。つまり今までであれば

もし、日本がヨーロッパ-北中南米の挑戦者、ポルトガルがアジア-アフリカの挑戦者と戦うのだとしたら、ヨーロッパの勢力拡大を狙った何らかの動きが見えなくもない気がします。

で、8月5日の記事。

Red Dragons hervatten training | TopVolley Belgium
7月31日にはFIVBから何の連絡もなかったよと。あと3週間なんだけどありえなくね?とおっしゃってます。その通りですね。
たぶん北中米とベルギーが試合して日本への挑戦権争うよと。トーナメントってのはとりあえず確定らしいぞ、と。

でで、8月9日の記事

FIVB wacht nog even | TopVolley Belgium
直訳すると、「FIVBは待つ」なんですけど、早く決めろよ、ボケということなんでしょうか。
記事的には8月23-25日でやる入れ替え戦の場所は12日には決まるだろうと。あとの情報は既報の通りですね。
おー、どうやら今日、詳細はわかるぞと。決まったら、また追記しておきましょう。


残念ながら、記事中に出てきたプエルトリコベネズエラ、ドミニカ共のページでは情報を得られませんでした。


もしベルギーの記事の言っている通りとなると疑問点は
1.ポルトガルはどうなったん?
2.結局、アジア、アフリカチャレンジャーはいないん?
そう考えるともしかしたら、アジアーアフリカの勝者がポルトガルと戦うということなのでしょうか。


そもそもこの時期まで詳細が決まらないというのはなんらかの怪しいにおいがプンプンしているわけです。

(8/12 追記)

書き終わってからもうちょっと調べてみると、8月17日〜25日の日程でパンアメリカンカップ、つまり北中南アメリカ陸の王者を決めようという大会があるわけです。で、北中米バレーボール連盟の記事を見てみると、
VIII Men’s Pan American Cup announced in Mexico
この大会で一番高い順位のチームがワールドリーグ入れ替え戦行けるよ、と。まぁ、ブラジルとかアルゼンチンとかいますからそれ以外の最上位ということです。8月25日の入れ替え戦に出るチームが決まるのが8月25日だ、とおっしゃってるわけです。もうね、破綻してます。


普通に考えれば8月第4週で入れ替え戦するのは不可能ですね。現時点では。

(追記:8/13)

続報です。ベルギー協会サイトで最新情報です。
Geen World League-kwalificatietoernooi | TopVolley Belgium
タイトルを直訳すると、「ワールドリーグ入れ替え戦、ない」ですかね。
えー、本文は
「ワールドリーグ入れ替え戦は存在しません。
長い審議の末、FIVBからWL入れ替え戦はないというメッセージがきました。
(中略)
来年のワールドリーグは新しい方式で行われるのかどうか、まだよくわかりません。その点はベルギー協会と協議していく予定。
来週末の予定はあけているので、ゲームを組まなくてはならない」
って大体の意味はこんなところでしょうか。
つーか、入れ替え戦があるからアメリカ遠征キャンセルって話を聞いたのですが、なんという本末転倒。
FIVBと各大陸連盟の連携がまるでとれていません。やっぱり会長が変わったとか、そういう影響もあるのでしょうか。