スマホアプリ『VolleySim』がなかなか興味深い
最近ちょくちょくバレーボール関連のスマホアプリをダウンロードして、おもしろいネタ探しをしているのですが、なかでも『VolleySim』というアプリがなかなか面白かったです。おもしろいというのもちょっと違う気がしますが。
これはよくありがちな単なるバレーボールのゲームというわけではなく、バレーボールがうまくなるアプリ、スマホやタブレットで「練習」ができるアプリと銘打たれて開発されています。
つまりはバレーボールのシミュレータというわけです。
局面は基本的にディフェンスの場面に限定されており、相手の上がったボールの位置、スパイカーの体勢、ブロッカーの位置などから、ボールが飛んでくる場所を予測、判断して、そこ移動すればOKというもの。10本中何本上がるか、連続で何本上がるかといったゲーム形式でバレーボールの練習ができるというわけです。
あくまでシミュレータですから、おいおいそこはないだろとかいうボールも多いですし、相手選手の違いなんかも全く考慮していないわけですが、プレーヤーがディフェンスの基本的な原則や状況判断を学ぶにはなかなか悪くない仕組みだなと思います。
おそらく開発者もしっかり勉強されている方のようなので、その辺のバレーボールゲームなんかよりはかなり実際の確率に近いのではないかと思います。
おもしろいのはこのアプリの開発者が、かつて米陸軍の兵養成訓練シミュレータの開発者だったということ。
ある日バレーボールの試合に行くと、リベロがあまりにボールの来るところにいて、ばんばんボールをあげることに対する驚き、こういったバレーボールの「予測」「状況判断」を向上されられるシミュレータがあれば、いろんな選手の「読み」を向上されられるのではないかと考えて、このアプリを開発したそうです。
アメリカらしいというかなんというか。
まぁ、バレーボーラーのちょっとした暇つぶしになるかもしれません。
簡単なプレイは無料でできるので、是非お試しあれ。
iOS、androidに対応しています。