Stay Foolish

バレーボール(主に男子)をいろんな視点から見ていくブログ

人口一人あたりのFIVBランキング2020



sputnik0829.hatenadiary.com

FIVBのランキングが更新されたということで、やってみる。
現在のランキングはFIVBから、人口はウィキペディアから引用。
SeniorWorldRankingMen
国の人口順リスト - Wikipedia

FIVBランキングポイント/人口*100000000

人口あたりで一番FIVBランキングが高いのは、オセアニアに浮かぶ人口約1500人のニウエという結果に。
1500人て。村か…。バレーボールしてる人、10人くらいはいるのだろうか?


FIVBランキングでは1年間試合をしていないチームは、毎年1月1日時点で-50ポイントされる。
20ポイントを下回るとランキングから除外されるので、今年はかろうじて開始初年度のため除外を免れたが、おそらくニウエ等ほとんど活動していないであろう国がランキングに表示されるはおそらく2020年いっぱいであろう。


前回も陥った結果であるが、本件の趣旨はそういうところではなく、人口が少ない割にバレーボールが強い国を見つけたい、ということ。
というわけで、来年以降はもう少し計算が簡単になろうが、とりあえず今年は100pts以上のポイントを保有している上位61か国のみに絞ったランキングを作成した。


上位国に限れば、1位はモンテネグロ。人口63万人。人口だけの話をすれば、船橋市選抜がヨーロッパ選手権本選に出たわけだから、これはものすごく驚異的である。


スロベニアが人口20万人で13位というのも驚異的で、人口でいえば岐阜県、もしくは札幌市がヨーロッパ選手権準優勝して、数々のスターを輩出しているのだから恐ろしすぎる。
まったく意味のない計算ということはわかっているけど、日本とのポイント差は50倍。日本人はスロベニア人の一人当たりのバレー力に比べて50分の1しかないのだ、くっそー(意味不明)。


カタールも人口だけの話をすれば、熊本県アジア選手権9位で五輪予選3位というのもすごいが、カタールは代表メンバーの半分くらいは海外から連れてきてるので、人口は正直ほぼ関係ない。


上位国のランキングで上位10か国中、東欧が6か国。少ないリソースで結果を残すこのあたりの国に育成のヒントはあるような気がする。