アメリカのバレーボール用語その2
アメリカWikipediaのバレーボール用語を紹介しています。
2回目の今回はスラングが主なので、全然つながらないというものがたくさんあります。
その由来なんかも書いていてくれたら面白かったのですが。
- Bang/Bounce/Thump:急な下向きな角度で非常に強く打たれたボール。10フィートラインの内側に落ちるヒット。
- Beer:攻撃されたボールがレシーバーの足を通過(股抜き?)すること。そのあとレシーバーはアタッカーにビールをおごることから?
- Butter/Nectar/Sauce:完璧なトス
- House/Stuff/Roof:まっすぐ床に向かって落ちるブロック。
- Hubby-wife/Campfire:主にビーチバレーでサーブが二人のプレイヤーの間に落ちて、誰が取るかお見合いすること。
- Crab Defense:プレーヤーがサーブするとき、相手の3人のパサーがサーバーの気をそらすために、カニのように手を動かすこと。
お見合いを英語でキャンプファイヤということは知っていましたが、「旦那と嫁」というのもなかなか乙ですね。
ビールは股抜きのことでいいのでしょうか?確かに屈辱的なプレーではありますが。
完璧なトスのことをなぜみんな飲食物で言うのでしょう?不思議だなー。
いいブロックのことを屋根というのはなんとなくわかる気がします。
- Deep Dish/Chicago style pizza/Evan set:肩の下で過度に長くボールを保持する、主にビーチバレーで見られる反則トス。
- Dime/Nail:完璧なパス
- Dirt Dessert:プレーヤーがとても綺麗に点を獲ったとき。それは古典的なダートデザート?の甘さに匹敵するから?
- Facial/Six-Pack/Tattoo:ブロッカー、レシーバーに敵のチームによる攻撃か、ブロックの跳ね返ったボールが顔に当たり、被害を受けること。Six-Packという用語は、顔か頭にバレーボールが衝突してめまいを起こす感覚が、6本入りのビールを全部飲んだような時のめまいの感覚に類似していることからそう呼ぶ。"tattoo" はボールの縫い目が皮膚にあざのよう残るのが刺青に似ているから。
- Spalding: ヒッターが打ったボールが相手の顔や体に当たること。スポルディングというのは、強く当たったときに、ボールのロゴ文字が体に残ることから(スポーツメーカーのスポルディングのボールがよく使われることから)。
- Fishing:タッチネットの反則をすること。
Six-Pack、Spalding、Fishingあたりは洒落がきいてて、なかなかおもしろいですね。Six-Packを日本風に言うなら「一升瓶」、Spaldingは「モルテン」といったところでしょうか。
アメリカで一番有名なSix-packはこの動画のようです。