ちょっと急ぎで仕上げたので雑さは否めないのですが、ご勘弁ください。
今年も偉そうでごめんなさい。
サイド 石川祐希
もうね、この子の引き出しの多さというのは何なんでしょう。ほんとに二十歳なのでしょうかね。
とはいえね、ワールドカップ以降では少し飽きてしまったようなところも見えて、もうあまり日本でやってもしょうがないんじゃないかと思う次第であります。
サイド 柳田将洋
この二人の対角というのも若干癪なのでありますが、やはり今年の成果からいえば当然でしょう。正直全員ワールドカップのメンバーにしてもよかったところなのですが、それなら特に書く必要もないのでね。
前のローテでミスっていようと、勝負所だろうと何事もなかったかのようにサーブを打ち込むところがすごいですね、彼は。
レセプションにしろブロックにしろ、まだまだ改善の余地の大きい選手なのですが、その度胸というかあっけらかんとしているところがあれば、一歩ずつステップアップできるのではないでしょうかね。
オポジット 清水邦弘
どうしてもオポは毎年清水に厳しくなってしまうところがあるのですが、今年は構わないでしょう。
やっぱりこの選手は大砲というよりも、機関銃と言ってしまうと語弊があるのでガトリングぐらいにしといたほうがいいかもしれませんが、ちょっと一歩引いてというほうが抜群に活きますね。サイドががんがん攻められる中でトスが上がってくるというワールドカップはまさに彼のキャリアハイでした。
セッター 深津英臣
この一年の進化ぶりというのはとても驚いています。
ディシジョンメイクの部分では元から抜群なのですが、スキルの部分でここまで変わるかというくらい上手になったように思います。
体幹のブレなさ、そのボールの下に入る速さによって、多少のパスの乱れが乱れに見えなくて驚きます。
ものすごいレベルのセッターの世界に、足を踏み入れているんじゃないかと思います。
ミドル 近裕崇
もともとサイドへの移動は素晴らしいものがありましたし、過去ベスト6に選んだこともあったのですが、判断の鋭さとブロックの怖さが出てきた様に思います。シー&レスポンス技術ではもはや日本一のブロッカーだと思います。また、ジャンプフローターサーバーとして国内屈指であるという点も特筆すべき事項でしょう。
ミドル 小野寺太志
完全期待枠です、はい。
ここまで器用な200cm超級というのをちょっと近年思い出せないです。
下手したらサイドもできちゃうんじゃないかと思うくらい器用。もちょっとダイナミックさは欲しいんですけど、やはりこの器用さを見ているとそんくらいはなんとかなっちゃうんじゃないかと思います。
リベロ 渡辺俊介
当然、古賀もすごかったし、永野もよかったのですがちょっと今年は彼に。
もともと素質を持った選手に違いなかったのですが、なんというのでしょう、「覚悟」でここまで変われるのだな、という点に。