2015年男子バレーボール10大ニュース
2.NEXT4ブーム
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とくに石川、柳田の人気はすさまじく、写真集はオリコンランキングで1位を獲得。
ワールドカップ後の大学リーグやVリーグでは、多くのファンが会場に詰め掛けた。
3.初優勝相次ぐ
2014/15VプレミアリーグではJTが悲願の初優勝、2015天皇杯では豊田合成が主要大会では初の優勝を収めた。特にプレミアはどこがどこに勝ってもおかしくない時代に突入している。
4.外国人監督躍動
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前項と少しかぶるが、前述の2チームはどちらとも外国人監督。プレミアで外国人監督が優勝したのは初となる。
また昨期のリーグでは上位を外国人監督のチームが占め、時代の移り変わりを感じさせた。
早々に解任されたゲーリーの怨念でも残っていたんだろうか、というのはちょっと過ぎた冗談ではあるが、協会のコミュニケーションが…という理由はもう使えないよね。
5.協会新体制
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期待していた羽牟前会長が2期連続の赤字に終わり、結局ミュンヘン勢に。
選手、ファンにとっていい環境を作ってくださればそれでいいのだが、はたして。
とりあえずは見守るしかないわけだが。
6.チャレンジリーグ整備
Vチャレンジリーグ2が新設され、Vリーグは実質3部制に。
やはりチャレンジリーグ内の実力差というのはあったので、方針としては悪くないのだが、
Vチャレンジリーグの再編に思う | wordsaladdd
に詳しいように手はずとして問題が多く、課題も山積している。
7.フランスの時代到来
といってもいいんじゃなかろうか。ワールドリーグをグループ2から制覇。
欧州選手権も優勝。ヌガペトは私生活で話題を振りまき、プレーでもトレンドをまさに現在進行形でアップデートしている。
とはいえ、年明けの五輪ヨーロッパ予選を抜けられるか、がほんとにフランスの時代と言っていいのかの試金石となろう。
8.ビデオ判定、徐々に普及
ほとんどの国際大会、多くの国のリーグでビデオチェック、チャレンジシステムが取り入れられ、ワールドカップのチャレンジシステムによって多くの視聴者の認知も得た。
Vリーグなりで行われるのはまだまだ先の話であろうが、やはりこういうものがあると知ってしまった以上、誤審に対する風当たりはますます強いものになってしまうだろう。
やはり時間がかかってしまうという大きな課題をクリアしなければならないだろうが。
9.コア世代の充実
天皇杯では2大学がプレミア撃破。
「東京」が来るのだというのを実感してきたのだろうか。石川以外にも大竹、小野寺、熊倉といった二十歳前後の選手の充実が著しい。もちろんチームCOREの活動が徐々に実をつけてきているのだろうと思う。
10.都澤凡夫氏、逝去
前筑波大監督でつくばユナイテッドサンガイアのファウンダーでもあった都澤氏。
中垣内祐一、加藤陽一、石島雄介をはじめ、名だたる全日本選手を育成した。
また『セリンジャーのパワーバレーボール』の訳者とも知られ、日本バレー界に残した業績は大きい。