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1990年代後半から2000年代前半にかけて活躍したセッターでフランス代表では249試合に出場。
最初に目が行くのはやはりその髪型だろう。腰まで伸ばしたドレッドヘアは一目でドゥケルグレとわかる。
レゲエ好きのフランス人はやはりちょっと変わり者で、引退後の今はフランス西部の小さい島でラム酒を作っている。やっぱり選手終わった後に指導者になるのは、セッターだった選手が多いのだが、フランスの名セッターは指導者にならないケースが多い気がする(気がするだけだと思うけど)。
クラブでは2004/05年のトゥールのチャンピオンズリーグ優勝がハイライトだろう。ニコロフがいたとはいえ、私が知る限り、このレベルのメンツで優勝できたのは、このトゥールと06/07のフリードリヒスハーフェンくらい。
セットの精度はそれほど高くなく、結構荒れるんだけど、独特なリズムでなんというか感性で上げるタイプ。
プレー全体的に野性味あふれる感じで、前に落とすジャンプサーブも高いブレイク率をたたき出す。
膝が柔らかめで、手原のセットを見ていると時々ドゥケルグレを思い出す。