きょうのセッターその39 ミッコ・エスコ
サウナの国、フィンランドの誇るレジェンドセッターがミッコ・エスコ。70年代後半生まれのセッターはいいセッターが多く、そしてみんなしぶとくて、まだエスコも代表は退いたものの自国で現役を続けている。フィンランドをヨーロッパ選手権ベスト4に押し上げるなど国際舞台でのフィンランドの地位をぐぐっと上げたセッターである。
クラブでそこまで大きい実績はないが、イタリア、トルコ、ロシアのビッグクラブでプレーしている。
エスコの見どころはその一瞬の「タメ」。ほんの一瞬なんだけど、セットの瞬間、時が止まる。いや、止まらんけども。その一瞬によって相手ミドルが思わずその場でジャンプしてしまう。
バイオメカニクス的にどうなのかわからないけど、背中で上げているイメージ。伝わればいいのだけれど。
別に似てるとかではないのだけれど、なぜか見るたびに本田圭佑を思い出してしまう。